子どもたちに「なぜ学ぶのか」を問いかけ、自ら勉強をする姿勢を教えています。
勉強の方法はPCを使って学べるので、私は勉強への意欲やモチベーションの保ち方を伝えています
私は中学生時代、大学進学が必要か考え、実践的な能力を養う工業高校への進学を決意。そこで、当時まだ一般に普及していなかったパソコンに出合います。
パソコンやコンピュータが作る未来に可能性を見出した私は、日立製作所に就職。営業として活動していたものの、IT全般について学びたいという思いから、社内学校である日立京浜工業専門学院へ進学。楽しんで勉強した結果が成績につながり、最先端の環境がある東京大学で学ぶ権利を得ました。
卒業してからは働きながらパソコンやIT全般についても学び続け、マイクロソフトに転職。世界有数のIT企業での貴重な経験を地域社会に還元しようと、ITを活用した学習塾「個別学習のセルモ」を開校しました。
全員が同じ勉強を同じだけやっても、苦手や興味のない教科は伸びません。自分で学びたいと思えるよう、きっかけをつくるのが私の仕事です
セルモに通う塾生は、何を勉強するかを自分で決め、自ら机に向かいます。まず塾生に教えるのは、勉強に向かう姿勢。パソコンに加えて英語や最新のITについて働きながら勉強に打ち込んだ経験をもとに、なぜ勉強するのか、どうして必要なのかを伝えます。
勉強に必要なのは目的意識。塾生が目標を見つける手助けをしています。そして、将来の夢から逆算して、達成するまでに必要だと思う勉強をするよう指導しています。
当たり前を疑ってほしい。普通科の高校、大学に進学するのが自分の目標に達するための道筋として正しいのか、当たり前だと思っている進路は自分に合っているのか、改めて子どもたちに考えてもらいたいですね。
便利になり続ける現代こそ、学び続けることが大切だと考えています。
なにか得意分野がないと、AIに仕事を奪われてしまいます。得意を伸ばして、機械にできない仕事ができる人を育てたいと思っています。
学校教育では基礎を学び、塾で個性を伸ばすことできたら最高だと思います。
部活でも趣味でも、楽しいと思えるものに真剣に向き合ってもらいたい。『好き』という原動力が、将来につながるはずです。
好きな物に打ち込んだ経験をもとに、未来の希望を伝えていくことで、勉強に励む子どもたちの中に、夢を叶える力が育まれていくと信じています。
生徒と一緒に模試の点数を競うなど、子どもたちのやる気を引き出す工夫を凝らしています。
生徒が勝ったら食事をおごる約束をして、真剣勝負で生徒と点数を競っています。
趣味は吹奏楽、洋楽カラオケ、ゴスペル
小学生のころから40年以上トランペットを演奏し続けています。
現在は、名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属
憧れのエリック・ミヤシロさんとの2ショット!