今日は、愛知県の公立中学で一斉に卒業式が行われました。
生徒が多く通う日進西中学でも、澄み切った青空の下、お世話になった先生や保護者の方に見送られ、生徒たちが卒業していきました。
ただ、喜んでばかりいられないのが、愛知県の中学の卒業式事情です。
3割程度と言われる私立高校への進学者と、公立高校を推薦合格した数十名は晴れ晴れとした気持ちで卒業できますが、7割の生徒は来週に控えた公立高校の入試で頭がいっぱいですからね。
ちなみに、愛知県以外だと、お隣の岐阜県、三重県も、卒業式が先で入試が後です。
なので、この地域の方だと、これが当たり前のように感じますが、違うんですよね。
これが全国で見ると、卒業式が先にあるのは他に兵庫県、和歌山県、新潟県しかなく、全国でもわずか6県だけのようです。
Facebookで早速、他県の先生から、愛知はもう卒業式? え?入試が後??って驚きの声も。
SNSなどの普及で、こういった地域差に触れる機会が増え、まだまだいろいろな地域差があるのだなと実感できるようになりました。
さて、週末は、高校入試前の最後の土日です。
中学を卒業したという感動は、高校合格まで取っておいて、この週末に最後の追い込みを行い、ベストな状態で入試に臨んでもらいたいと思います。
プロフィール
西尾 信章(Nobuaki Nishio)
個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長
愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。
趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当
他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き
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地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
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