今日のAグループの面接で、愛知県の公立高校入試は全日程が終了しました。
セルモの生徒たちも、一人がインフルエンザにかかったものの、高校側の配慮で別室受験ができ、全員無事試験を終了しました。
来年から入試が大きく変わるので、今年までは例年通りのフォーマットでしたが、来年からの「思考力・判断力・表現力などをこれまで以上に重視」する方針を先取りしたのか、問題の内容は多少難しくなってきていたように思います。
この影響は、中位レベルの生徒たちには大きく、過去問では、十分な点数を取れていたのに、当日点が目標点に達しなかった生徒が数人出てしまいました。
点を伸ばすために、やむを得ず暗記に頼る部分があるのですが、そういった付け焼刃的な知識では正解に辿りつけない問題が増えてきています。
この辺りは、来年の課題とし、暗記に頼るのではなく、理解することで覚える方向に持って行きたいです。
歴史なら、なぜその出来事が起きたか、その出来事はその後どんな影響を与えたかなどの、流れをきちんと理解すること。
理科なら、現象や事象がなぜおき、どうなるかといった原因や結果なども正しく理解することですね。
来週の木曜日の合格発表まであと6日。
生徒や保護者様は、落ち着かない日が続くと思いますが、ここは気持ちを切り替えて、試験までに張り詰めていた気持ちをゆるめ、体に溜まった疲れをとり、リラックスして過ごせるよう心がけましょう。
受験生、保護者の皆様。本当にお疲れ様でした。
プロフィール
西尾 信章(Nobuaki Nishio)
個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長
愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。
趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当
他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き
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地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
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