今日は、愛知県の公立小中学校は一斉に修了式ですね。
ここ日進でも小中学校で修了式が行われ、通知票をもらった子供たちが通知票をみて上がった!さがった!と大騒ぎしている頃でしょう(笑)
夕方には、保護者の皆さんが子どもから見せられた通知票を見て、上がったところは見えず、下がったとこだけ見てお子さんに小言をいう姿が想像できます。
このBlogを読んでくれている保護者の皆さんにお願いしたいのは、まず通知票をしっかり読むこと、そして、いいところ、褒めるべきポイントを無理矢理でも5つは見つけてください!
そして、お小言を言いたい気持ちをグッと堪え、子どもに直して欲しいポイントを1つだけに絞って、その改善点をお子さんと一緒に考えてください。
褒めるべきポイントは5つと多くし、指摘する点は1つに絞ることが大切です。
5つも褒めるポイントを見つけようと頑張ってみているといろいろなことが見えてくると思います。
意外に嫌いだったこの教科でがんばってるのかなとか、内申点は上がってないけど、個別の評価ではあと少しってとこまで上がってるんだなとか。
そうした気付きを「ほめる」ことと一緒にお子さんに話してあげることで、自分のことちゃんと見てくれているなと子どもは感じて、その後に話す改善点についても聞く耳を持ってくれます。
ただ、改善点も1つに絞れていないと、結局あれもこれもと言われて子どもはイヤになってしまうだけですから、そこはしっかり考えて絞り込みましょう。
例えば、提出物が遅れがちなのが気になっていたら、次の1学期は提出物を期限までにきちんと出すようにしようね!とそれだけを約束するとか、
主要5教科はまずまずなのに、副教科が低いのが気になったら、苦手かもしれないけど、その分一所懸命に作品や課題に取り組めば、そこは先生がちゃんと評価してくれるんだから頑張ろう!とか。
愛知県の公立高校入試では、中学3年の内申点が得点の半分近くを占める重要なポイントです。
内申点が低いと、希望校へ受験する機会すら与えてもらえないことになります。
新中3生は、いよいよ受験が始まると思って、今日もらったら内申点からどれだけあげられるかを真剣に考えていきましょう。
新中2生は、この1年で内申点を上げるのがどれだけ大変か、提出物、定期テストなどの重要性が身にしみてわかったと思います。中2では、さらに内容が難しくなるので、置いていかれないようしっかり頑張りましょう。
そして保護者の皆さん、通知票やテストの点数に一喜一憂すること無く、良い所を多く見つけ、改善点は数を絞る事を忘れずに、常にお子さんの最高の応援団長でいてあげて下さい。