今日も保護者面談を4件行いました。
どのお母さんも学校で聞けなかったせいか、当塾の面談では質問を多く頂きます。
今日のご質問は、大学進学を考えた時、私立高校と公立高校のどちらがいいのかという質問でした。
先日、日進西中学校で行われてた進路説明会で、こんな説明があったそうです。
「私立高校には公立高校に無い良さがあります。それは、付属大学への進学や指定校推薦による進学です。私立高校は指定校枠の数も多く、付属の大学へは多くの生徒が無試験で進学できたりします。3年間定期テストで頑張れば、12月頃までに推薦で大学の合格を手にすることができますよ。
特に、現中3生の大学受験するから、従来のセンター試験が廃止となり、新テストはより難しくなると言われています。
目先の高校受験だけでなく、その3年先にある大学受験も考え、公立高校がいいか、私立高校がいいか、考えてくださいね」
このあたりの考え方は、他県ではすでに当たり前だったりしますが、公立王国の愛知県では、なかなか浸透していない考え方です。
保護者の方々考えは、とにかく公立高校が一番!、公立高校に行けなかったら仕方なく私立高校に行かせますという方が圧倒的で、大学進学の際の推薦枠を考えあえて最初から私立高校を選ぶという方は少数派です。
ただ、最近は、我々塾からの情報や、周囲のママ友からの情報などで、どうやら、私立高校からのほうが大学進学が楽なんじゃないのかという話を聞く機会が増えてきた中で冒頭の中学校のお話があり、どっちがいいんでしょうか?という質問になったようです。
お答えとしては、一般論であれば、中学で中間かそれ以下の生徒が普通科から大学を目指すのであれば、私立高校のほうが上位の大学に行ける可能性は高いと思います。やはり指定校推薦は有利ですからね。
さらに言えば、商業高校、工業高校からの指定校推薦による大学への進学方法もあります。
今や商業高校、工業高校の卒業生の半数は進学する時代です。
高校で上位にいれば、大学も有名校へ推薦で行けますし、就職でも有名企業から選べたりします。
どういった方法にしろ、目先の高校だけでなく、その先の大学や社会に出てからの夢や目標が大切なのは言うまでもありません。できれば現時点で夢や目標をしっかり立て、それに向かって努力できるようにしたいですね。
また保護者の方にも、多くの情報を提供させて頂き、昨今の高校事情、大学受験の変化などを勉強いただいた上で、お子さんと一緒により良い結論が出せるようお手伝いをさせていただきます。
お気軽にご質問下さいね。