小数は、小学4年生で初めて習います。
整数と違って、形のあるもので表現しずらい、抽象化された概念なので、簡単に理解できる子と、なかなか理解できない子にはっきり分かれますね。
特に女の子に、小4の小数でつまづく子は多く、これまで夏期講習に小4で申し込みをしてくる方の多くは小数がよくわからないという子でした。
算数(数学)の世界では、学年が高くなると、こういった抽象化された概念に多く出会います。
求める数をxと置いて、方程式を作ったりするのも抽象化の一つの例です。
こうした、抽象化された概念を言葉で教えることはなかなか難しいです。
そこで、私は、アプリを使って楽しみながら新しい概念について理解を深めてもらっています。
今回、小数の概念を理解するのに使ったアプリはこちら
こういったアプリは海外製品の方がいいものが多いですね。
日本のはどうしても〇か×といったテスト形式になってしまって、概念そのものを理解するのには向いていないのが多いです。
このアプリで、1、0.1、0.01の大きさの感覚、10倍だったり、1/10だったりの感覚を直感的に理解してもらいます。
こんな時は、ITの力を借りた方が、楽しいし、わかりやすいですね~
プロフィール
西尾 信章(Nobuaki Nishio)
個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長
愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。
趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当
他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き
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地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
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