· 

Slap Her(彼女を叩いて!)

休憩時間に生徒が、面白い動画があるよって教えてくれました。

2015年の動画で、Facebookなどでシェアされ、ご覧になった方も多かと思います。

 

Slap Her(彼女を叩いて!)ってタイトルのこの動画、2015年1月に、イタリアの報道団体・Fanpage.itが行った、ドメスティック・バイオレンスに反対を唱えるための啓発実験の映像です。

 

 

『女性に対する暴力』というテーマに対し、子どもはどのような反応を見せるのか、7歳から11歳までの男の子を対象に、街頭インタビュー形式で実験を行った結果がこのビデオです。

 

イタリアの男の子たちに、将来の夢などをインタビューしたあと、初対面の可愛い女性を紹介。

 

コミュニケーションをとったところで、彼女を叩いて!って指示がでます。

 

  • いやだね、そんなことしないよ
  • 彼女を傷つけたくないんだ
  • 主は我々に人を傷つけることを望んでいない
  • 絶対に無理。彼女はかわいい女の子だよ。
  • こういうことわざがあるでしょ?「例え花であっても女の子を殴っちゃいけない、花束でもだ」
  • 暴力には反対なんだ。
  • なぜって?僕は男だ。

 

 

イタリアの男の子たちの、見事なまでの紳士的な態度、ホント立派です。

 

これ、日本の子供たちだとどうかな。

 

さすがに、初対面の女性を目の前に、叩いて!って言われても、嫌だっていうでしょうね。

 

でも、みんなやってるよって言った瞬間、パチン!ってやりそう・・・

 

日本人はみんなやってるよって言葉を聞くと、自分で考えることを辞めてしまいますからね。

 

 

あと、途中にあった、彼女の魅力的なところをあげてみて。ってシーンではみんな上手に女性をほめていますね。

 

この辺、日本人の一番苦手なところかも。

 

 

また、このビデオをみたアメリカの子供たちの反応はどうでしょうか。

 

 

英語のリスニングの勉強だと思って頑張って聞いてみてください。

 

彼ら、彼女らの返事の仕方、英検の模範解答みたいです。(笑)

 

I think ~ とか I don't think ~の後に、 Because ~など、ちゃんと結論、理由の順に話をしてますね。

 

表情が豊かで、抑揚たっぷりの話し方なので、単語の意味がわからなくても、なんとなく言ってることがわかると思います。

 

こういったビデオがいつでも見れるのも、英語の勉強だけでなく、海外の文化を理解するのにも役立ちます。

 

 

せっかくYouTubeを見るのなら、YouTuberの楽しいビデオもいいけど、たまにはこんなビデオを見るのもいいと思いますよ。

プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

詳しいプロフィールはこちら


地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
塾長コラムはこちら

お問い合わせ

TEL: 052-717-0394

月曜日~金曜日
15:00~22:00

 

お問合わせはこちらから