昨日長野県で行われた、東海吹奏楽コンクールにおいて、日進西中学校 吹奏楽部は、3年連続となる全国大会進出を決めました!
それも、1位通過の証、朝日新聞社賞を受賞しての全国進出です!
本当にすごいことです。
東海地区5県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野)で各々代表となった学校が20校集まり、そこから全国大会に進出できるのは、わずかに3校だけという非常に厳しい戦いなのが、吹奏楽コンクールです。
そこで、トップ通過してしまう実力があるのが、今の日進西中学校です。
顧問の先生が日進西中へ異動になった年に、前年、地区大会どまりだった日進西中が、いきなり全国大会に進出し、全国大会で金賞を受賞。
以来、3年連続で、あたりまえのように全国大会への進出をきめました。
昨年は、この東海地区トップ3校に、日進西中と日進中の2校が選ばれるという快挙だったのですが、今年は、日進中の吹奏楽部の顧問の先生が、まさかの日進西中への異動。
残念ながら、日進中は県大会で涙をのみました。
全国大会に進出したもう一つは、愛知県の植田中学です。
顧問の玉谷先生は、以前汐路中学時代にも2度全国大会への経験があり、今回、3度目の進出となります。
こうして考えると中学校の吹奏楽部は、顧問のもつ力、影響力が非常に強いことがわかります。
吹奏楽部の生徒たちは、先生の指導もあって、いい演奏にも数多く接するようにと、名フィルなどのオーケストラへの演奏会にもよく出かけます。
いい曲を使い、いい演奏に数多く触れることで、いい演奏に繋がるとの思いなんだと思います。
今年の日進西中の自由曲はワーグナー作曲の ”歌劇「リエンツィ」序曲” です。
やはり、150年以上前に作られ、現在まで演奏し続けられてきた曲です。
そういった、先人の素晴らしい曲を、今の中学生が吹奏楽の編成で取り上げ、素晴らしい演奏で受け継ぐ。
コンクールで全国大会に進出することも素晴らしいですが、こういった、名曲を受け継ぐ教育をされているのもまた素晴らしいことだなと思っています。