昨日の中日新聞の日曜版は、「プログラミング教育」と題し、いよいよ小学校で始まるプログラミング教育について、詳しく解説されていました。
数年前の小学校での本格的な英語教育の始まりと同じで、先生が対応できるのか?小学生にやらせて意味があるのかといった否定的な意見も散見されますが、昨今のAI(人工知能)の驚異的な発展を見ていると、むしろ遅すぎたのでは無いかとさえ思えます。
小学校でプログラミング教育をやる意味としてはプログラミング教育を通しての、論理的な思考を身に着けてほしいとの願いがあります。
コンピュータに指示を与える際、「この辺に、これぐらい動いて欲しい」といった曖昧な指示は許されません。
動かしたいキャラクタの座標や方向、角度、距離、動き方などを数値で細かく指定し、動く順番なども全て記述する必要があります。
このあたり、日本人の場合、”阿吽の呼吸”で、細かく伝えなくてもお互いに言いたいことを汲み取ってくれる文化があるので、余計にこういった細かい指示を面倒と感じてしまいます。
とは言え、今教育に使われているScratchのような言語は、お絵かきやパズルのように部品をマウスで並べるだけで作れるので、細かい指示を書く面倒さは無く、直感的に作れる分、どう動かすかを考えることに集中できます。
学校でこうした論理的な思考に触れられれば、数学の証明を記述する力や、理科の実験結果や、社会の資料などデータから読み解く力もついてくると思います。
ただ、小学校で始まるのは、2020年ともう少し先になりますので、それまではウチの塾のようにプログラミング教室を上手に使うのがいいと思います。
プログラミング教室では、子どもが楽しんでプログラミングを続けられるようゲームを題材にしていますが、例えばシューティングゲームであれば、敵をどう動かす?、自機をどう動かす?、ビームの発射は?、当たった判定は?、得点は?、自機の残機は?、どうなったらゲームオーバーにするの?・・・などなど
こういった一つ一つを細かく指示(記述)していかないとゲームは思ったようには動いてくれません。
でも、子供たちは、ゲームを動かしたいから一生懸命頑張って動かせるよう頑張ります。
その中で、論理的な思考や論理的な記述、指示などを身につけてくれます。
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