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小6でTOEIC980点の勉強法

昨日のBlogに頂いたコメントで質問を頂いたので、今日はそれについてお答えしたいと思います。

 

レベル1を読み切り、レベル2に入っていますが、単語数が増えて苦戦しています。絵と音から類推してなんとなく読んでいますが、わからない単語をそのままにして進んで行って良いのかきちんと調べたほうがいいのか迷います。教室ではどのようにご指導されていますか。

 

英語だけで読み進めていくと、全く意味がわからないとか、なんとなく意味がわかるけど・・・って単語が多くなってきます。そんな時、そのままでいいのか、辞書で調べたほうが良いのかとのご質問です。

ご質問にお答えする前に、上記の動画を見て頂けるとうれしいです。

 

昨年小学6年生でTOEIC980点をマークしたスーパー小学生へのインタビューです。
(スタジオの与太話は飛ばして4分あたりからどうぞ)

 

動画の中でこの子が言っている通り、この子も全く辞書を使わず、英語の本を多読しています。

多読する中で、何度も出てくる単語についてはこういう意味なんだろうなと自然と理解していくとのことです。

 

リーディングファームでも目指したいのはこの形です。

 

とは言え、1000冊読破しても、70万単語程度と、この子が読むハリー・ポッターの5冊分程度しかりません。

 

70万語程度では、辞書無しで意味がわかるほど、何度も似たような単語が出て来る事が無いので、読み終わった後、意味がわからず、モヤモヤするな~ってところをもう一度読み直して、その上で、辞書を引いてみるぐらいでちょうどいいと思います。

やってほしくないのは、読んでる途中で停めて、辞書を引きながら読むことです。

これだと、本が持つストーリーや流れが中断され、ますます理解が難しくなってしまいます。

 

辞書を引くのであれば一度最後まで読み切って、テストも終わった後、2回目に読んだ時にしましょう。

 

また、こういった辞書を引かずに読むトレーニングは、入試や英検にも有効です。

試験の途中に辞書は引けませんからね(笑)

わからない単語があっても、なんとなくで最後まで読み切るトレーニングをしておかないと、入試や英検の時に長文が読めなくて苦労してしまいます。

 

ウチの生徒たちも、リーディングファームで読書をする際は、最後まで辞書なしで読んでもらっています。

お陰で、教科書の予習で、先の単元を読むときも、まずは、辞書なしで読んで、新出単語があっても、なんとなく意味がつかめるようになってきていますよ。

 

 

プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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