台風の中行われた選挙が終わり、開票の結果、与党(自民党+公明党の連立政権)が310議席を獲得しました。
今回のこの310議席には大きな意味があります。
衆議院議員の定員の2/3に当たる数字だからです。
そう、中3生が公民で習ったばかりの憲法改正の発議に必要な議席数です。
ちなみに、参議員は、自民+公明に加え憲法改正に前向きな維新、こころを合わせるとこちらも2/3を超えています。
今後は、憲法改正の議論がどう進むのか、注目していきましょう。
さて、問題です。
この選挙の後、最初に行われる国会は何?
また、その国会では、何を決めるのでしょう?
答えは、上記のとおり、特別会(特別国会)です。
この特別国会では何にも優先して内閣総理大臣の指名(首班指名選挙)が行われます。
今回は、衆議院、参議員とも与党が過半数を占めているため、すんなりと指名がおこなわれますが、前回までは、参議員で与党が過半数を取れていなかったため、首班指名に差があり、最終的に衆議院での議決が優先する(衆議院の優越)により、衆議院で指名された人が総理大臣となっていました。
国会の種別(常会、臨時会、特別会)、国会の役割(立法、予算の策定、内閣総理大臣の指名、条約の承認、国政調査権)、衆議院の優越は、毎年テストに出るところです!
ニュースなどをチェックして、今国会で何がおこなれているか、何が話し合われているのか、確認しておきましょう。
最後に、蒲郡の未来義塾の守田先生が、上手に選挙結果をまとめていました!
公民の次の定期テストに向けて、今回の衆議院選挙結果をまとめてみました!
ぜひ確認しておきましょう!