英検の２次試験が今週末に迫ってきましたね。

塾内でも、１次試験に合格した４人には、時間を見て２次試験対策を実施しています。

３級を受験する３名は、英検の面接は初めての体験のため、まずは流れをしっかり理解してもらいます。

ノックしながら　”May I come in?"　と聴くところから始まり、席について、受験票を渡す、名前を確認される。受験級を確認される、軽い挨拶という感じでテスト前に簡単なやりとりがあります。

OK, Now,　Let's begin the test. とテスト開始が告げられた後、面接カードが渡され、２０秒間黙読するよう言われます。

２０秒って、あっという間ですよ（笑）

３級は、ギリギリ読みきれるかどうか、準２級だと早い子でギリギリかな。
自分が２級のときは、２/３ぐらいまで読むのがやっとでした。

そして、まずは、カードに書かれた２~３行の英文を、ゆっくり、ハッキリと読みましょう。

タイトルを読むのを忘れないように（笑）

また、流暢にカッコよく読む必要は全くありません。
ゆっくり丁寧に読みましょう。

特に、タイトルの後、カンマや、ピリオドの後は一呼吸置くぐらいでちょうどいいです。

カタカナ読みのフラットな英語にならないよう、大事な所（～をに当たる目的語や、テーマになっている主語など）は、強めにハッキリと。前置詞やbe動詞などは弱めに、メリハリを付けた読み方をしましょう。

問題１～３は、カードに書かれた内容を問われる問題です。

問１は、Why?　How?　What? などで聞かれるので、文章中から理由や方法、何がの部分を抜き出して答えます。

コツは、文章中に～A～, so ～B～とあったら、Why ~B~?と聞かれるので、soの前の～A～の部分にBecauseを付けて、Because it's ～A～などと答えればOKですし、How~?　ときかれたら、by ～ing（～することで）と答えるとOKです。

問２，３は、カードのイラストからの問題です。

どんな特長のある人がいるのか、質問が来る前に、イラストをしっかり見ておきましょう。
眼鏡をかけた男の人は何をしてる？とか、髪の長い女性は何をしてる？と言った今している行動を聴いてくる質問が多いので、回答も、He(She) is ～ing ～と、現在進行形で答えましょう。

（Be動詞を忘れずに！）

また、イラスト中に吹き出しがあったら、問３で確実にその吹き出しについて聞かれます。

その場合は、何をしようとしていますか？（What is she going to do?） という問になるので、回答はShe(He) is going to ～と、 be going toを使った表現で答えましょう。

その際、動詞が出てこないと答えられませんね。

服を着る（put on ～）、水をあげる（water) 、犬を散歩させる（walk a dog）、乗り物に乗る（get on～)　ものを投げる（throw ～）等の表現も覚えておきましょう。

問４，５はあなたに対しての質問です。

問４は、５W1Hの質問が多いです。

What kind of  ～ do you like?　(どんな種類の～が好き？）とか、What are you going to do　～？（～には何をする予定？）と言った質問です。

別に、正直に答える必要はありません（笑）

事前に英語で答えやすいものを考えておきましょう。

好きな教科なら英語、好きな音楽ならJ-POP、週末どうする予定？なら、「勉強」、今晩どうする予定？なら、「勉強」、冬休みどうする予定？ なら「勉強」とかね（笑）

ま、受験生なら何をする？って聞かれたら、全部勉強する予定って答えても全然OKですからね～

最後の問５は、Do you もしくは、Are you で聞かれる疑問文です。

Yes or No で答えた後、必ず追加で、どうして？って聞かれますから、そこまで答えたを考えた上で、回答しましょう。直ぐに回答が浮かばなかったら、”Could you please say that again?”などとわざと聞き返して時間をかせぐのも一つのコツです。

あと、日本語でえ～～っと　とか、あれ？？とか言わないように注意して下さいね。

かと言って、黙って考えていると、答える気が無いと思われてしまうので、well・・・ Let me see・・・など、考えている最中であることを英語で伝えましょう。

英検３級に関しては、２次試験で落ちるほうが少ないと言われています。

緊張しすぎないように、事前にQ&Aの練習をして、落ち着いて応えられるようにしましょう！

全問正解は必要ありません。１～２問は間違えても合格出来ます！

特に、問４、問５は、事前に準備ができる問題なので、これを聞かれたらこう答えようというのをいくつも作って、時間があれば、学校の英語の先生にみてもらうのもいいでしょう。

しっかり、練習して、一発で合格できるよう、がんばってくださいね！

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