昨日、日進西中学校では、生徒から依願書として提出のあった私立高校受験に対し、推薦を出すかどうかのを話し合う推薦委員会が行われました。

今日その審議結果が生徒を通じて保護者に渡されました。

生徒の中に一人、学校見学でどうしても入りたい学校ができたので推薦が欲しいけど、内申点が微妙に足りない生徒がいました。

指摘されたのは、国語、数学、英語の３教科の内申点合計が若干低いこと。

この教科を上げることができたら推薦がもらえるかもということで、期末テストに向けて頑張ってくれましたが、結果は悪くなかったものの、内申を上げれるだけの高い得点が得られず、本人は半分あきらめていました。

先日の推薦依願書提出でも、推薦がもらえたらラッキーぐらいで考えておこうね。といって推薦依願書は提出しましたが、本人は、一般受験、さらに、公立高校についても受験する覚悟をきめてくれました。

そしてさきほど、生徒から泣きながら電話をかけてきました！

おめでとう！　中学からの推薦GETです！

あらためて保護者の方と一緒に、通知書を持って塾にご挨拶に来てくれました。

これで、一安心ではありますが、ここがゴールではありません。

特に、私立に推薦で合格する生徒は、今から入学までの勉強が疎かになりがちです。

一般受験や、公立にチャレンジした結果で私立に来る生徒は、３月中旬までギリギリの勉強をして、実力がグンと伸びていますが、推薦の生徒はそういった伸びるチャンスを逃しているともいえます。

結果として、高校に入学した直後は、一般入試組と、推薦入試組の間に明確な学力差が出てしまうのも事実です。

特に高校は、授業の数が増え、スピードも格段に早くなるので、自分で予習をする習慣を作れるかどうかで成績に大きく差が出ます。

今日、中学から推薦をもらえた皆さんは、今日を高校生活準備のスタートと考え、まずは推薦入試の筆記試験に向けての勉強に、その後の２ヶ月は、積極的に資格に挑戦したり、高校の予習を少しづつ始めましょう。

そして、その予習を高校に入っても続けていけるように習慣にしてしまいましょう！