今日は今年最後のゴスペルの練習日でした。

今月は、塾の先生との打合せや保護者面談などと重なって、残念ながら今日しか参加できませんでした。

クリスマスが近いので、クリスマスソングをみんなで楽しく歌いましたよ。

今日歌ったのはクリスマスソングの中から、「サンタが街にやってくる」をマライア・キャリーが歌ったバージョンです。

せっかくなので聞いてみて下さいね。

歌っていて思ったのは、やはり子供向けの歌なので歌詞が簡単なこと。

これなら中学生でも歌えるし、意味もよくわかると思います。

もう一つが、be+~ingを使った現在進行系と、現在形が上手に使い分けられていることです。

中１、中２あたりだと、この現在形と現在進行系のニュアンスの違いがよくわかっていないんですよね。

現在形は、今のこと・・・ではありません。

今起こっていることは、be+~ingを使った現在進行系で表現します。

動詞にingをつけた形を動名詞なんていいますが、このingがついた動名詞は、ネイティブにとっては、動きや音が聞こえてくる感じがするそうです。

Singingだと、誰かの歌声が、Writingだと、カリカリ鉛筆で何かを描いている音が、Makingだと、ゴソゴソと何かを作ってる音が、Comingだと、誰かが近づいてる音が・・・・

いま目の前に起きてる感じが伝わってくる表現が、このbe+~ingを使った現在進行系です。

He's making a list

He's checking it twice;

He's gonna（going to） find out who's naughty（いたずらっ子） or nice

Santa Claus is coming to town

サンタさんがプレゼントリストをガサガサと作っている様子が見えますか？

リストを２回もチェックしてる様子も。

いたずらっ子か、いい子かを見つけようとしてる様子や、

今街に向かってソリが走ってきてる様子も伝わってきますよね。

じゃぁ、ただの現在形はどんな時に使うの？　って質問がきそうですね。

ただの現在形は、過去から、現在、そして近い未来までず～と続いている様子や習慣などを表す時に使います。

なので、よくevery day や always などと一緒に使われますし、こういった言葉が無くても、いつも、とか、ず～っとというニュアンスが含まれているのが現在形です。

He sees you when you're sleeping

And he knows when you're awake

He knows if you've been bad or good

So be good for goodness sake!

君が寝ている時も、彼は（いつも）見てるし

君が（いつも）いつ起きてるかも、彼は知ってるし

君が（今まで）悪い子だったか良い子だったかも、彼は（ずっと）知ってるよ

だから、良い子でいようね　お願いだよ！　　*for goodness sake　お願いだから

サンタさんが、いつも君のこと見てるんだよ～っていうニュアンスが、現在形を使うことで上手に表現されています。

だから、プレゼント欲しかったらいい子にしてなきゃね（笑）

最後に全体の歌詞と、訳をのせておきますので、歌に合わせて英語で歌ってみて下さいね。

You better watch out

気をつけようね

You better not cry

泣くのはやめにしよう

You better not pout

すねるのももうやめにしよう

I'm telling you why

なぜかって

Santa Claus is coming to town

サンタクロースが街に来るからさ

He's making a list

サンタはリストを作っているよ

He's checking it twice;

二度も確認してるよ

He's gonna find out who's naughty or nice

いたずらっ子や優しい子が誰だか分かるのさ

Santa Claus is coming to town

サンタクロースが街にやって来るね

He sees you when you're sleeping

君が寝ている時も、彼は見てるし

And he knows when you're awake

君がいつ起きてるかも、彼は知ってるし

He knows if you've been bad or good

君が悪い子だったか良い子だったかも、彼は知ってるよ

So be good for goodness sake!

だから、良い子でいようね　お願いだよ！

最後に、私が大好きな、マイケル・ブーブレのバージョンもご紹介しておきます。

Jazzアレンジで、ホーン・セクションがカッコいいアレンジです！