イソップ童話に3人のレンガ職人というお話があります。
レンガを積んでいる人に、何をしているの?と尋ねたら
1人目:見ての通り、レンガを積んでいる。もっと楽な仕事がしたいよ。
2人目:壁を作っている。この仕事のおかげで家族が食べていける。
3人目:歴史に残る大聖堂を作ってる。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう。
と答えた、という話です。
同じ仕事をしていても、1人目のように意味もわからずイヤイヤやるか、2人目のようにお金のためと割り切ってやるか、3人目のようにその仕事の意味を理解し、喜んでやるかでは、大きく違いますね。
このお話を聴いた時、学校の宿題も同じだなと感じました。
今は、生徒たちの手元には冬休みの課題が多く配られていると思います。
正直、なんでこんなのやらなきゃいけないんだ~って文句を言ってる子も多いと思います。
冬休みは、短いしイベントも多いのでなかなか大変だと思います。
でもレンガ積みの仕事と同じく、イヤイヤやるか、喜んでやるかで大きく成果が変わってきます。
1人目のように、イヤイヤ課題をやっても、なかなか進まないし、イライラするし、簡単な問題は面倒だし、難しい問題はわからないし・・・って感じでは、課題を終らせてもなにも成果は得られないと思います。
では、2人目のように、お金のため(宿題なので、お金ではな早く終らせたご褒美のため)にやる場合はどうでしょうか。
早く終われるし、褒めてもらえるし、ご褒美ももらえるのでいいことばかりに思えます。
しかし、早く終らせることが目標となってしまうと、本来の課題をやる意味が薄れてしまい、勉強の成果としてはあまり多くを得られません。
同じ課題をやるのであれば、3人目のように課題の意味を理解して、喜んでやれるといいと思います。
学校の課題は、薄い冊子の中に、これまで習った内容がギュッとつまっている、なかなかいい問題集です。
これを上手に活用できたら、2学期までの復習ができ、一回り成長した自分になれますね。
課題が簡単だなと思えるレベルの生徒は、1ページあたりの時間を短めに設定して、各ページ小テストのつもりで素早く正確に解く練習をしてみましょう。
もちろん、1ページ終わったら、直ぐ丸つけをして、ミスをチェックします。
この課題は、自分の間違えやすいところを見つけてくれる素晴らしい問題集だ!と思って、取り組めば、これまで習った範囲での苦手分野や、間違えやすい問題が見つかり、休み明けの課題テストでも、良い点が期待できます。
ちょっと難しいなと感じる生徒は、できそうな問題は自力で解きます。
解き方が思いつかない、忘れてしまっている場合は、サッサと解答を見て、赤ペンで写すか、問題にチェックをしておきましょう。
この課題は、できる分野と出来ない分野を見つけてくれるリトマス試験紙のようなものだと思ってください。
できなかった問題、分野については、教科書や、普段のワークなどを見直したりして、復習する時間を作りましょう。
理想論かもしれませんが、同じ課題に取り組みなら、意味のある取り組みにしたほうがお得ですからね!
保護者の方も、宿題を上手に活用しようね!と前向きに取り組めるようなお声がけをお願いします。
まちがっても、宿題をやりなさい!と命令するのはやめましょう。
不思議なもので、言えばいうほど、宿題が終わるのは遅くなってしまいますよ。
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