昨日に引き続いて、2020年の教育改革についてのお話です。
昨日の放送の中で、教育改革の一つに「考える力を育てる」があり、それは学校だけでなく家庭でも育てることができるというお話がありました。
家庭でできる、「考える力を育てる」会話術とはどのようなものでしょうか。
考える力を問う問題(記述式問題)を解くのに、お子さんが困っているご家庭への対応策として、番組の中で紹介されていたものは以下の通りでした。
・答えやすいように単語で答えられる質問をする。
・いくつかキーワードがでたところで、その理由をきく
・子どもの考えに自信を持たせてあげる
特に、普段から◯✕を気にしている子どもや家庭では、自分の意見を言うことをためらってしまう事が多くなります。
答えのない質問(あなたはどう感じたか?)などでは、本来何を書いても正解のはずです。
素直に感じたことを話したり、書いたりすればいいのですが、お母さんがそれを見て「それは違うでしょ~」って言ったりしてしまうと子どもは何も言えなくなってしまいます。
絶対に、子どもの考えを否定しないこと。
たとえ間違っていても、否定するのではなく、まずは受け止めること。
せっかく子どもが勇気をだして意見を言ったのに否定されると、子どもは次からは意見を言うのをためらったり、言わなくなったりしてしますので、ここは注意が必要です。
正解、不正解は無いんだから、感じたことを素直に口にしてもいいよと言い続けること。
お母さんの意見と違ったときも、まずは「へ~、そんな風に感じたんだ」と子どもの意見をしっかり受け止めてあげましょう。
もし、倫理・道徳・社会常識に反した意見や考えを子どもが言った時でも、「そんなのダメにきまっているでしょ!」などと否定しないようにしましょう。
あくまで、子どもがそう考えたという事は受け止めた上で、お母さんの意見や気持ちを伝えたり、なぜダメなのかを話し合ったりしてあげてください。
あと、ゲストのパックンが上手にまとめていましたね。
ご自身のお子さんも日本の公立小学校に通わせており、知識は学校に任せているが、考える力は、家庭で意識して育てるようにしている。
考える力を育てる会話のコツは、なぜ?という質問を多くすること。
なぜの質問の答えをお母さんが知らなくても大丈夫。
私も知らないから、一緒に考えようね!と言えば、子どもが頑張って答えを探そうと考えてくれます。
「なぜ?」という質問に、「多分こういう理由じゃないかな」「へ~なるほどね、私はこういう理由だと思うけどうどう?」などという会話ができるようになると、子どもの考える力は大きく育っていくと思います。
もちろん、こういった会話をするためには、時間的にも気持ち的にも余裕が必要です。
忙しい中でも、5分でもいいので時間を作って、お子さんと向き合ってあげましょう。
その僅かな時間、僅かな会話が、子どもの考える力を育んでくれますよ!
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