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個別塾から自立学習塾への流れと成功の秘訣

今日は、昨日とは別の教材会社の教材展と、セミナーに参加してきました。

 

セミナーのタイトルは、「人材難時代での塾経営」です。

講師は、塾業界のコンサルのカリスマ中土井先生です。

 

東京、大阪などで中土井先生のお話を聴くには、有料のセミナーがほとんどですが、名古屋は、学書さんが頑張って、年に2回のセミナーに呼んでくれくれるので、無料で聴くことが出来ます。

 

無料で聞かせいて頂けることに敬意を表して、最前列で、しっかりと聴かせて頂きました。

iPhoneを構えたら、「カッコよく撮って!」ってリクエストを頂いたので、頑張って撮ってみました。

 

元がいいからか、ホント、カリスマコンサルタントの雰囲気が出てますね~

 

 

お話の中身は、塾がどう変わっていくか、その時どうすべきかという内容です。

 

2年後、2020年の大学入試改革に伴い、受験生は「覚える」ことから「考える」ことを要求されるようになります。いわゆる思考力を問う問題です。

 

今の中3生から、新しい大学入試に変わりますから、彼らが高校に入った、来年度以降、大学入試の変化を見据えて、高校の授業がドンドン変わっていきます。

 

具体的には、これまでの受け身中心だった授業から、アクティブ・ラーニングを使って、生徒たち自身で考え学んでいくように変わります。

 

これを受けて、高校入試も変化してきますから、当然中学の授業も影響を受けます。

 

一方小学生も昨日の記事のように来年以降、英語の時間が増え、小学校でもスピーキングを中心とした英語が始まり、その流れが中学にやってきます。

 

中学は、大学入試改革という上からの変化と、小学校の英語改革という下からの変化の両面に挟まれ、先生方も悩みながら大きく変わらざるを得なくなります。

 

 

そうなると、入試や、学校の授業がより「考える事」を求めてきますから、塾の授業もいつまでも集団での一斉授業や、1対2~3の個別授業といった従来の形態だけでは、生徒保護者の要求に対応できなくなってきます。

 

 

そんな中、増えてきている塾の形態が、セルモでおこなっている「自立学習」です。

 

受け身の授業ではなく、生徒自身が映像授業やテキストなどを使って学び、理解を深めるために演習を繰り返し行う形態です。

 

従来の授業形態では、インプット中心になってしまうため、解ったつもりにはなれますが、本当に理解したかどうかの演習(テスト)が不十分だと、結局家に帰った後、宿題が解けずに困ってしまうことになります。

 

これが自立学習だと、生徒が映像授業を見るかどうかの判断は自分で出来ますから、わかっている生徒は問題を数多く解けますし、わからなかったら、ピンポイントにその部分の解説の映像授業を見ることで、短時間に演習に戻ってこれます。

 

つまり、圧倒的にインプット(授業)よりアウトプット(演習)の時間が多く取れるのが自立学習であり、これこそがセルモの成績UPの仕組みそのものです。

 

ここで、中土井先生から、自立学習を新たに始める塾長向けに幾つかのアドバイスがありました。

 

自立学習塾の塾長が陥りやすい失敗と、どうすべきかの具体的なアドバイスです。

 

私も正直5年前にセルモを立ち上げとき、そういった失敗をしそうでしたが、途中で気づき、軌道修正をしてなんとか、今まで続けてこれています。

 

 

 

自立学習の塾は、保護者や生徒から何を評価されるか。

 

教材ですか? 映像授業ですか?

 

あの塾の教材いいよね~とか

あの塾の映像授業わかりやすいよね!っていう口コミってありますか?

 

ないですよね。

 

 

では、何を評価されるかと言えば

 

 

塾にいる「人」、つまり塾長です。

 

 

私も、最初は、このセルモの教材、このセルモの映像授業があれば、だれがやってもいい塾になると考えてセルモのシステムを導入しました。

 

しかし、すぐに、私がしっかりしないといい塾にはならないと気づき、特に生徒をどう理解するか、生徒とどうやって信頼関係を結ぶか、そのために自分が何を学ぶべきかを考えるようになりました。

 

 

中土井先生と出会ってからは、先生のお話で何度も出てくる生徒の自己肯定感(セルフ・エスティーム)をどうやって上げてあげられるかに注力し、時にはお母さん達にも時には苦言を呈し、お母さんが子どもの自己肯定感を下げないようにお願いしてきました。

 

 

今日のお話は、ある意味これまでの自分の活動が間違っていなかったというお墨付きと、もっと良くなるためにはこうすべきというアドバイスが含まれていて、大変参考になりました。


今後も、今日のアドバイスを活かして、生徒のセルフ・エスティームを高め、大きな目標にチャレンジできる心をつくり、その実現を精一杯サポートしていきたいと思います。

 

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特に小学6年生は、中学入学前にしっかり復習して、できれば中学の先取りをしておきましょう!


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プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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地域情報誌Sun+Go Clubに掲載している
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