昨日、この日進市では、見事な皆既月食の天体ショーを見ることができました!
いつもより大きな満月で、赤銅色に光る幻想的な「スーパーブラッドムーン」生徒たちにも強烈な印象と記憶を残してくれました。
長野に住む友人が撮影した月食の多重露光写真です。
今日、生徒と、月食について話をしたところ、「なぜ月食の月は赤く光るの?」と質問を受けました。
仕組みを説明するのは簡単ですが、せっかくなので、パソコンを使ってGoogle先生に聞いて、調べてもらいました。
よく子供たちから、「Googleで調べたらわかるのに、なんで、勉強して覚えなきゃいけないの?」って聞かれます。
確かに調べたら、結果は直ぐに表示はされますが、それって本当に理解できてます?
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太陽の光が地球の大気を通過するとき、波長の短い青い光は空気の粒によって散乱してしまいますが、波長の長い赤い光は空気の粒の影響を受けにくいため、光を弱めながらも通り抜けることができます。
そして、地球の大気を通過した赤い光は大気でわずかに屈折するので、地球を回り込んで月を照らします。そのため皆既月食の月は赤く見えるのです。
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上記は、実際にGoogleでの検索結果で上位に表示される情報です。
サイエンスラボ・キッズとあるので、子供向けに書かれたわかりやすい情報ではありますが、それでも、幾つかのキーワードが理解できないと、読んでいても??となってしまうのではないでしょうか。
「地球の大気」を通過する時「波長の短い」青い光は「散乱」してしまうが、「波長が長い」赤い光が大気で「屈折」して月に届くので赤く見えるのです。
大気の存在、光の波長の長短と色の関係、光の散乱と、光の屈折について。
全て中学の理科で習う事柄です。(散乱は微妙かな)
そして、これらの言葉の意味をきちんと理解していれば、先程のGoogle先生が答えてくれた解答を読んで一人で理解できますが、理解が浅かったり、よくわかっていないと、こんどは、それらの意味について改めて調べ直さなければいけません。
あるいは、よくわからないけど、わかった気になって、「赤い光だけが散乱して届くんだよ~」なんて間違って人に伝えてしまったりしてしまいます。
そう、Googleに聞けばわかると言う人ほど、Googleに聞いても理解できない人だったりするのです。
ネットに溢れる大量の情報を、取捨選択して、正しい情報を、正しく理解するのは、大人でも難しいものです。
以前、虚構新聞というウソやパロディを扱うWebサイトに掲載されていた、「円周率ついに割り切れる」というネタを信じていた中学生もいました。
では、どうすれば、Googleで調べた事を直ぐに理解できるようになるか、または正しい判断ができるようになるのでしょうか。
もうおわかりですね。「勉強すること」です。
中学、高校の勉強は社会に出ても役に立たないなんて言う人がいます。
確かに、学んだことが直接活かせることは少ないかもしれません。
しかし、その勉強を通じて得た基礎知識や、考え方があるからこそ、社会に出てからも、新しことを学び続けることが出来たり、様々な問題や、課題について、自分なりの考えや解答を出せるようになるのです。
勉強する意味について、気づいてくれたら嬉しいです。
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