先週木曜の私立推薦入試と、金曜、土曜に届いた合格発表で、私立推薦組の高校入試は無事終了したことと思います。

そして、公立高校メインの生徒たちは、その前に今週の水～金に行われる私立高校の一般入試に向けて、今まさに勉強の真っ最中だと思います。

そんな、私立高校一般入試に向けて勉強中の皆さんへ勉強方法のアドバイスをお送りしたいと思います。

ターゲットは、日進市内の中学生の平均的な生徒が目指す、日進西校を中心に考え、その前後（名西、中村、東郷、鳴海）を併願する中位の生徒たちです。

内申で言うと、３３～２７ぐらいの生徒でしょうか。

このレベルの生徒たちが私立高校を受験する際、確実なすべり止めを１校のみ受験する生徒と、このすべり止め校に加えて、チャレンジ校をもう１校受験する生徒の２つに分かれます。

（３校まで受験できますが、そこまで受験する生徒は少ないですね）

２校受験する生徒は、過去問に関しては、チャレンジ受験する高校の問題のみで十分だと思います。

既に、もう１校の分も手元にあるのであれば、問題の形式、回答方法ぐらいは確認しておきたいですね。

特に回答方法がマークシート方式の場合は、慣れていない生徒が多いので、練習のつもりで解いてみて、マークシートに慣れておきましょう。

さて、チャレンジ校、もしくは１校受験の受験先の過去問を解いてみての感想はどうでしょうか？

正直な所、難しいな～と感じている方が圧倒的に多いと思います。

特にチャレンジ校の場合は、かなり難しく感じると思います。

ただ、その場合でも、冷静に得点を計算し記録をとっておきましょう。

高校によっては、配点比率を公開していない高校もあるので、なかなか得点集計が難しいと思いますが、その場合でも、正答率（正解の問題の数÷全問題数）は出しておきましょう。

中位校を目指しているみなさんが受験する私立高校は、特進などの上位コースの場合では６０％を超える必要がありますが、通常コースでは、６０％程度も取れていれば安全圏です。

多くの学校では５０％～６０％を目安に考えれば良いと思います。

また、私立高校の一般受験は、内申点が加味されない高校も上位の一部にありますが、中位校では、内申点も何らかの形で得点に加えられて合否の判定がされます。（計算方法などは非公開です）

これくらいの正答率ならなんとかなりそう！って思えてきましたか？

思ったより取れていなくても合格ラインには届きますので、焦らないようにしましょう。

一方で、中学の先生からチャレンジ受験だよと言われている生徒は、内申が足りていないケースがほとんどです。

こういった生徒は、しっかり当日点を取らないと合格できないので、６０％を確実に超えられるようにしておきたいですね。

そして、今の時点で、全く手が付かない問題があったとしても、それが解けなくても６０％を超えられるのであれば、捨てる勇気をもちましょう。

この最後の数日間は、全く出来ない問題に時間をかけるのではなく、できる問題、解き方は理解しているけど間違えた問題、途中まででも解き方がわかる問題に注力すべきです。

特に数学の最初の計算問題などでミスをして悔しい思いをすることが無いよう、毎日数問でいいので、計算問題を解くようにしてください。

英語では、わかっていたけど書けなかった～という悔しい思いをしないように、英語の教科書の最後にある単語や熟語、不規則動詞などをもう一度おさらいしておきましょう。

英語は、公立同様に長文問題が中心になるものの、高校によって出題傾向に差があるので、過去問を数多く解いて、慣れておく必要があります。

本番直前は、数学や理科の難しい問題に時間を割くのではなく、理科の暗記分野、社会、英単語、英熟語といった、暗記中心の勉強にシフトするようにします。

過去問を解いてみて、記憶があいまいだった分野を中心に、しっかり覚えなおしておきましょう！

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