日進市は、どの小学校、中学校にも金管バンドや吹奏楽部があり、それぞれが高いレベルで活動をしています。

一昨年は、東海地区５県（愛知、岐阜、三重、静岡、長野）代表２０校で争われる吹奏楽コンクール東海大会に日進中、日進西中の２校が出場、上位３校しか全国大会に出場できないなか、日進中、日進西中の２校が全国大会出場という快挙を成し遂げています。

同一の市内から、複数の学校が東海大会や、全国大会に出場するというのは、地域全体で吹奏楽が盛んな証拠でもあります。

ただ、中学での吹奏楽を始め、せっかく楽器を手にしても、高校で辞めてしまったり、大学や社会人になって演奏する場所、団体が無いからと音楽から遠ざかってしまうケースが多々あります。

自分は、運良く高校から地元の吹奏楽団に加入し、学校とは違うコミュニティでの活動の楽しさを知っていたので、社会人になっても、転勤で別の場所に異動しても、転居で住まいが変わっても、近くの吹奏楽団を探して、そこで楽器を続けてきました。

この日進市内の中学生たちも、こういった、地元の吹奏楽団があったら、せっかく購入した高い楽器を眠らせること無く続けられるのになぁと常々思っていました。

そんな中、昨年、日進市に音楽協会の設立の動きがあり、これに背中を押される形で、地元に吹奏楽団がたちあがりました。

 先週、第１回総会が行われ、昨日、早速第１回の練習日でした。

入団の規定に、日進市に関係のある方（日進市出身、日進市在住、日進市勤務）とあったので、特に、日進中、日進西中の卒業生のためのバンドではなく、日進市民のためのバンドだとわかります。
（現在は、この規定が無くなったので、どなたでも入団いただけます。）

とは言っても、最初は、ほぼ、日進中、日進西中の卒業生ばかりですが、自分の社会人バンドの経験を伝えることも何かとプラスになるかもという思いで勇気をもって入団してみることにしました。

日進中、日進西中の卒業生とは言っても、ほとんどのメンバーは、大学生か高校生です。

そんな中、親子以上に年の離れたおじさんが混じっていて、違和感満載です（笑）

演奏するメンバーは、学生がほとんどですが、指揮や、運営をしているメンバーは、社会人がほとんどです。

日進中が初めて全国大会に出た年の前後の生徒たちは、既に社会人になっていますからね。

関心を持ってくれている人は、多くいるようですが、初回、実際に練習に来てくれたのは、40人前後と意外に少ない感じでした。

ただ、みなさん、日進中、日進西中のOB・OGの方々ばかりなので、ホント上手ですね。

自分は、若い皆さんの足を引っ張らないように、頑張ってついていこうと思っています。

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