毎週土曜日は、プログラミング教室です。

キッズ・プログラミング教室では、小学生が、オリジナルのゲームをプログラミングで作ることを通して、想像力、思考力、表現力を鍛えてもらっています。

ロボット・プログラミング教室では、コンピューターの中で閉じた世界ではなく、現実のロボットを自分で作ったプログラミングでコントロールすることで、ロボットなんて簡単！って感じてもらうことが狙いの一つです。

これから訪れる人工知能やロボットが大活躍する社会で、仕組みを知らず、「ロボットに使われる人になる」のか、プログラミングの体験を通して、ロボットなんて簡単に使えると考え、「ロボットを使いこなす人になる」のか、大きく分かれていくと思います。

今日は、キッズ・プログラミング教室で作ってもらったゲームの紹介です。

今日は、画面に表示された数字を素早く入力する「反射神経ゲーム」作成の第2回です。

提示されたゲームの仕様書と、実際に動く動画をみて、同じゲームを自分のやり方でプログラミングしてもらいます。

どうやってコーディングしたら、その仕様書通りに動くかを考えて、トライし、上手く動かなかったら修正しの繰り返し、いわゆるトライ・アンド・エラーの中で、自分で作る喜びを感じてもらいます。

前回１回目でビデオのヒントを元にほぼ完成形まで持っていけたので、２回目の今日は、追加の仕様に挑戦してもらいます 

今回追加で要求してみた仕様は以下の通り。

【スタートボンをクリックしたら 】

ランダムな問題を出題。

【数字を出題したら 】

・出題された問題と解答が同じだった場合、キーが押されるまでのタイムを発表する。

・出題の数字とキーが異なる場合、「まちがい！」というセリフを表示する。

意外にも、足し算でも掛け算でもいいからランダムに問題を作ってねっていうところでかなり苦戦していました。

乱数を１つ出すのは思いついても、乱数同士のつなげて問題にしたり、その答えを作ったりという部分の作り方が思いつかない様子。

しばらく悩んだ後、以前使ったリストが使えるかも！って思いつきました。

リストに、出題する問題を１０問しまっておいて、ランダムに取り出せば一応ランダムな問題になるよねって。

実際、セルモで使っているような、コンピュータが出す問題も、この形（事前に作った問題を保管しておいて、ランダムに出題）で作られているので、バッチリです。

ただ、この形だと答えも自分で準備しておかないとねってことで、答えのリストも作って、そのリストの内容と、プレーヤーの入力した答えとを比較するってところまでなんとか作ることが出来ました。

仕様だけを与えられて、自分でどう実装するかを考えるって、子どもたちにはなかなかハードな課題ではありますが、その分、しっかり考える力が身についているのもよくわかります。

これこそが、プログラミング教育を行う本当の意味なんだろうなと、再認識しました。

キッズプログラミング教室、ロボット・プログラミング教室、ともに塾生を随時募集しております。

体験は、毎週土曜日の午後に行っております。

キッズプログラミング教室は、ゲーム作成を通じてプログラミングの楽しさを学んでもらえます。

ロボット・プログラミング教室は、リアルなロボットを、自分の命令で動かすという楽しさ、自由な発想で改造する楽しさを通じて、ロボットの仕組みなども理解いただけます。

ともに１時間ほどお時間をいただければと思います。

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