入学式がほぼ同時に行われる小学校、中学校と違い、高校の入学式は、高校によってマチマチですね。

とは言え、５日（木）～７日（土）の間に多くの高校で入学式が行われ、志望校に受かった生徒も、残念ながら思っていたところと違う制服を着ることになった生徒も、各々新しい制服に袖を通し、思いを新たにしていることと思います。

中学に入学した時は、わからないこと、不安なことが多かったと思いますが、高校へ入学は、中学のときのような不安より、自分で選んだ学校なので、「頑張るぞ！」っていう前向きな思いのほうが強いのではないでしょうか。

そんな、前向きに頑張るぞって思っているみなさんも、入学前に購入した教科書や、ワーク類の多さ、分厚さに、心が折れかけていませんか？

生徒のインスタでこんなの見つけました。

ここにも一人、ワークの多さ、分厚さをみて心が折れかけている新高校１年生が・・・（笑）

気持ちはわかりますけどね。

教科書の何倍もの分厚さのあるワークとか、いままで５教科だった「国・数・英・理・社」が、「現国・古典・数Ⅰ・数A・コミュ英・英表・生物・物理・倫理」とこれだけで９教科に増えますからね。

その教科の数と、ワークの分厚さにやられてしまうようです（笑）

高校によっては、理科、社会が２教科づつに分かれて１０教科になっていたり、数学も高１の間に数Ⅱ、数Bに突入するところがあったり、工業や商業のように、半分が専門科目なので、一般科目は中学と同じ５～６教科だったりと、高校毎に違いますね。

あと、英語の教科書は、学校のレベル毎に大きく分かれるので、違う高校に通う友達同士だと、英語に関して話が通じないことのほうが多いと思いますよ。

さて、目の前の教科書の多さ、ワークの分厚さに嘆いていても仕方が無いので、気持ちを切り替えていきましょう～

高校での勉強においていちばん大切なことはなにか。

それは、「予習」です

とにかく、中学に比べても格段に勉強のスピードが早くなります。

学校の先生も、予習を前提に授業を進めたりもしますので、予習は絶対に必要になります。

とは言え、今の時期、使い方も言われていないワークに手を付ける必要まではありません。

やるべきことは唯一つ

「教科書を一読すること」だけです。

数学は、一つ一つの式を確認して解くところまでやらなくても大丈夫。

教科書に何が書いてあって、どんな事やるんだろう？って考えながら読み進めるだけでOKです。

あ、これ中学校でやったのの延長だな。とか、この記号見たこと無いけど、どんな意味だろとか、何が書いてあるのかなと、冒険するような気持ちで読み進めてみましょう。

生物や、物理もそう。地理、日本史、世界史、倫理なども同じです。

どんな事を習うんだろう。どんな順番で習うのかな。どれくらい難しいのかなって思いながら読み進めるだけで大丈夫です。

人間、不思議なもので、わからないものでも一読しておくだけで、脳の中でいろいろ考えてくれるようになります。

そして、TVや新聞などでから、教科書に出てきたキーワードが出てくると、「読んだことあるな～」って目や耳が反応するようになります。

もちろん、学校の授業も同じです。

事前に一読してあるだけで、学校の先生の話がさも知っている話のように聞こえてきます。

教科書を読んだだけで分かりづらかったところを上手に説明してくれたら、「あ、なるほどね～」って一気に理解が進みます。

大上段に振りかぶって、予習しなきゃ！って思うと、なかなか毎日出来ませんが、「とりあえず教科書読んでおこっと」っていうぐらい気楽に考えれば、毎日続けられますよね。

ぜひ、今日からでも実行して、教科書に慣れておきましょう～

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