セルモに通う中３生のみなさんには、高校受験において、内申点（通知表の点数）がどれだけ大切かということを、先日の高校入試説明会でもお話しましたし、それ以外でも、機会がある毎にお話しをしています。

特に中３生にとって、始まったばかりの１学期というのが内申点において、とても重要な学期になります。

あれ？私立高校なんかは２学期の内申なんじゃないの？なんて声が聞こえてきそうですね。

はい、２学期の内申は確かにとても大切です。

でも、その前に、１学期に内申が取れなかった生徒、１学期に内申を上げられなかった生徒が、２学期だけ急に頑張っても、なかなか簡単には内申は上がりません。

なぜかと言えば、内申点は、テストの得点だけでなく、授業態度やノート点、ワークなどの提出物などをいろいろあわせて決まるからです。

２学期、頑張ってテストの得点を上げても、その他が悪いままでは内申は上がらないことが多いですし、テストだけでなくその他も一気に改善しようとしても、なかなかうまく行かないですしね。

そこで、まず１学期から、どうやったら内申が上がるかをしっかり考えて行動することが大切です。

例えば、社会のノート。

日進西中では、社会の授業のノートの提出がありますし、ここでの得点も内申点の一部です。

内申を１つでもあげようと思ったら、こうした提出物の得点も気にするようにしましょう。

社会のノートで「S」の評価をもらったノートです。

どちらも、先生の板書を写すだけでなく、左の欄外に先生が授業で話したことで面白いな、役にたったなと思ったことをささっとメモしてあります。

このメモがあると、テスト前に自分のノートを読み返した時、先生の話を思い出すきっかけに出来ます。

そして、感想の記入。

授業を受けただけの受け身で終らず、その授業からどんな事を思ったか、学んだかを自分の言葉で書いておくことで、記憶にも残りやすくなります。

ノートは、授業中の自分から、数週間後のテスト直前の未来の自分に向けての手紙だと思ってください。

授業中に先生の言ってたこと、テストに出そうだなって思ったこと、大切だから覚えてねって言ってたことなどを、テスト直前の自分に向けて「手紙」として残してあげましょう。

そして、テスト直前にノートを読み返して、キチンとメモを取ってくれてた過去の自分に「ありがとう！」ってお礼が言えるようにしましょう。

そういった内容が、しっかり詰まったノートなら、先生もきっといい評価をくれると思いますよ！

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