今週の日曜日の英検本番にむけ、英検を受験する生徒には、過去問の演習を中心に、一次試験対策を行っています。

3級に挑戦する生徒は、1回目の過去問では、リーディング、リスニング、ライティングともに、合否ギリギリのラインでした。

中3の春のタイミングでは、現在完了形、関係代名詞の文法をまだ習っていないので、文法問題でできない問題があるのは仕方がないと話しています。

英検は文法よりも単語力が重要です。

学校のテストと違い、マークシートなので、スペルを正しく書けることはあまり重要ではなく、読んで意味が理解できる単語の数をどれだけ増やせるかが重要です。

一度解いた過去問について、意味が分からなかった単語を拾い出して、意味を調べ、覚える作業を繰り返してもらいました。

一方、準2級に挑戦する生徒は、リーディング、ライティングともに過去問では余裕の合格点。

実際、昨年３級に合格したときのスコアは、準２級の合格ラインも超えていたので、正直あまり心配はしていませんでした。

ただ、リスニングが意外にも点が取れなかったので、今日は、みっちりリスニングについて対策を実施しました。

英検のリスニングは、３級までは問題を２回聞くことができます。

そのため、余裕をもって考えることができましたが、準２級からは各問題とも読み上げは1度のみになります。

また、問題の形式も３級とは随分変わったので、初めての挑戦でかなり戸惑いがあったのだと思います

今日は、特に得点が取れなかったPart３を中心に、解説を実施しました。

問題の形式としては、数行の文が読み上げられ、それに対しての質問に答える形式です。

問題の半数近くは、架空の人についての紹介文です。

残りは、お店や施設でのアナウンスや、学術的な紹介文などになります。

Part１．２の会話文は、割と状況を想像しやすいので、会話の内容や、流れも理解が簡単なのですが、Part３の文の形式だと、何の話か想像するのが難しくなります。

とにかく最初の１文に集中して、人の紹介か、アナウンスか、何かの説明かで切り分けて、聴きながらしっかりイメージを膨らませるようにしましょう。

結構、トラップ（罠）も多いので、聞こえた単語だけに頼ると、大体引っかかってしまいます。

しっかり流れを捕まえて、惑わされないようにしましょう。

前日の土曜日も含め残り３日です。

残り３日は、毎日、特別授業を実施する予定なので、今回で合格できるよう、しっかりとサポートしていきたいと思います。

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