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大会の規則と試験の採点基準

 

今日は、ワールドカップ グループリーグの最終戦、日本VSポーランドの試合ですね。

 

ここまで、いい意味で予想を裏切って、グループ1位で最終戦を迎えた日本。凄いですね!

 

おかげで、決勝トーナメント進出の条件は、2002年のW杯以来の「負けても可能性あり」というとても有利な状況で試合に臨めます。

 

 

2002年のW杯は、韓国との共催ではあったものの、日本で初めてW杯が開かれた大会でした。

 

懐かしいですね。

 

’94年のいわゆるドーハの悲劇で、出場を逃したアメリカ大会。

’98年のジョホールバルの歓喜で、W杯初出場を果たしたものの、グループリーグ全敗(唯一の見せ場は、ゴン中山のW杯日本人初得点のシーンだけでした)

 

そして、ホスト国として予選免除で迎えた本選のグループリーグ。

 

いきなりの快進撃で、今回と同じく勝ち点4の首位で第3戦を迎えた日本の試合は、確か平日の昼間だった記憶があります。

 

当時勤務していたマイクロソフトの名古屋にあるオフィスの会議室で、同僚らと仕事そっちのけで、観戦していた記憶があります。

 

 

その時も、勝つか引き分けなら自力で決勝トーナメント進出だけど、もし負けたとしても、1点差なら他会場の結果が引き分けじゃなければ進出できるという、今回と同じような状況でした。

 

 

その当時も、TVや、新聞などで、一生懸命に場合分けをして、日本の決勝トーナメント進出の条件を解説していたのを思い出します。

 

 

 

 

今回も2002年と似た状況で、2戦目を終わって、勝ち点4で、グループリーグ1位で最終戦を迎え、勝ちか引き分けならその時点で、決勝トーナメント進出決定。

 

もし負けた場合が、複雑です。

 

他会場で同時開催の、セネガルーコロンビア戦の結果次第で次の3つに場合分けされます。

 

1.セネガル勝利  →  日本は決勝トーナメント進出!

2.コロンビア勝利 →  日本の負け方、セネガルの負け方でさらに場合分け

          (1)第3戦の得失点差が小さい方が決勝トーナメント進出!

          (2)第3戦の得失点差が同じの場合

             フェアプレーポイントの高い方が決勝トーナメント進出

3.引き分け    →  グループリーグ敗退

 

 

 

もし条件が~なら、A そうでなければ、B というのは、まるでプログラミングのようです。

 

実際、こういった複雑な条件を正しく理解できるには、ルールや規約を正しく読み取り、それを論理的に考える力が必要です。

 

男の子の多くは論理的な思考が得意なので、今回のような複雑な条件でも正しく理解して、試合途中に、今の条件だど、決勝トーナメント進出できそうだ、とか、先制されたから、他会場が引き分けのままじゃ日本は決勝に行けない!どっちかのチーム早く点を取って!とか、考えながら楽しむことができます。

 

 

そして、こうした大会の規則、規約は、事前に広く公開され、その情報をもとに、チームも、観客も作戦を練ることができます。

 

今回の大会では、フェアプレーポイントという耳慣れない言葉が出てきました。

警告のカードを受けた回数をポイントにし、少ない方が上位という考え方です。

 

こういった、新しいルール、規則などは、実際に使われるまでは意外に知られていないものだったりしますね。

 

今回は、日本とセネガルが同じ得失点差で負けた場合、このフェアプレーポイントで決まるので、一気にフェアプレーポイントが有名になるかもしれません。

 

 

 

 

 

ちょっと強引ですが、これが学校のテストだとどうでしょうか。

 

テストの範囲などは、公開されますが、採点基準などは残念ながら広く公開されているとは言えない状況です。

 

愛知県の公立高校入試の採点基準も公開されていないので、中学の先生は、もしかしたら、この書き方ではバツになるかもしれないからと、生徒の為を思って、定期テストでは厳しめの採点基準で臨みます。

 

この厳しい採点基準ですが、毎年、生徒と先生の間での認識にギャップがあり、生徒はこれくらいは大丈夫だろうと考え、先生は、これを許したら甘くなるからと厳しめに考え、結果、テストの返却時に、「なんでこれがバツになるの~~!」という悲劇を生みます。

 

 

過去にも、漢字のとめ、はねなどよくある話から、歴史ででる人物の漢字の表記で、どれはOKでどれはNGか、そして、今回問題になった元素記号の文字の大きさなど。

 

 

例年、生徒への注意喚起のためか、1学期の中間、期末では厳しめの採点をされるケースが目立ちます。

 

また、残念ながら、先生によっても、テスト前にしっかり注意する先生と、さらっとしか注意しない先生と対応が統一されていないケースもあります。

 

 

注意した、していないといった水掛け論にならないためにも、範囲表を配る際に、あわせて注意すべき記述についてもプリントで配布してもらえると、こういった問題が起きないのではないかと思います。

 

 

私からも、生徒へは、せっかく解けた問題なのに書き方でバツになるのは悔しいだろうから、そうならないように注意するように心掛けたいと思います。

 

 

スポーツでは、ルール、規則、規約などが絶対です。

 

テストでも、採点基準はある意味絶対なので、知らなかった、伝えていなかったということが無いよう、先生も、生徒も、授業でしっかり確認して欲しいですね。

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プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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