高校生は、この時期に高校で３者面談（もしくは保護者面談）が行われています。

高校生からは、LINEでいろいろと直接連絡が来るのですが、ここ数日は、面談結果の連絡が続きましたね。

一人目は、商業高校（名古屋商業）に進学した生徒。

このBlogでも、よく商業高校生らしく、簿記だとか、EXCELやWordなどOfficeアプリの勉強をしている姿を報告させていただいていますね。

中学の成績だけで言えば、十分、日進西高校クラスの普通科に進学できる成績でしたが、本人が、大学まで行って勉強するほど勉強が好きじゃないからと、早い段階から名古屋商業を志望校に決めて頑張ってきた生徒です。

高校に合格が決まった後も、商業高校は、成績順で就職先を選ぶ権利があるので、上位を目指したいと、塾を続けてくれています。

５教科は余裕がありますが、簿記を始めとする商業科目は、馴染みがない言葉が多く、理解するのに時間がかかっていましたね。

よく塾で復習したり、時には予習をしたりして頑張ってくれました。

また。パソコン部に入部したので、EXCELやWordなどのアプリケーションの勉強にも力を入れてくれています。

幸い、Officeアプリは、私がもといたマイクロソフトの製品です（笑）

仕事でもよく使っていましたし、お客様にもよく便利な使い方などをご紹介していました。

ただ、MSを辞めてからもう１０年以上経ってしまっているので、知っている知識が使えなくなっています。

生徒からの質問にも、即答できないことが数多くありますが、Google先生が偉大なので、随分とたすけられています。（笑）

その生徒が、面談で、クラス２位だったけど、１位とは僅差だったらしいことを聞き、俄然やる気が湧いてきたと話してくれました。

このまま、クラス上位をキープし続けたら、地元の大手優良企業への就職ができますよと、過去の先輩の就職先一覧などももらってきてくれました。

高卒でも、商業高校のトップクラスにいることで、JR東海、中部電力、東邦ガスなどの地元大手インフラ企業や、愛知労金、愛知信金、JA名古屋、JAあいち海部などの金融系、MHIエアロスペースや名鉄Grなどの大手地元企業などに就職できます。

こういった具体名が分かると、上位をキープするモチベーションが湧いてくるので、助かります。

二人目は、中上位の（天白高校クラス）の公立高校を進学を目標に頑張ってきたけど、最後に私立大学附属の高校（中京大中京高校）へ進学を決めた生徒。

2020年の大学入試改革の影響を考え、難しくなった一般入試に挑戦しなければいけない公立高校から、確実に進学できる私立大の付属高校へ進路を切り替えました。

ただ、このクラスの私立高校は、名東・天白クラスから滑り止めできた生徒も多く、かなり上位校に近い生徒のレベルになっています。

そのため、春休みから、かなり予習に力を入れ、数学などは貯金ができたはずでしたが、学校の授業の進度が予想以上に早く、あっという間に抜かれてしましましたね。

生徒自身は、セルモに６年以上も通ってくれているので、塾の使い方がホント上手です。

高校の授業の進度にあわせ、塾でどの教科を勉強して、どの問題を質問するか決め、自宅では何を勉強するかをキチンと考えて、自ら学習計画を作ってくれています。

結果として、１学期の評定平均は、ギリギリ「４」に届かなかったものの、本人としては、かなり頑張った評価がもらえたのではないでしょうか。

上位大学への進学のケースでは、この評定平均がとても重要ですから、できるだけ「４」を超える上位の成績をキープしておきたいですね。

仮に、別の進路をえらんだとしても、自己推薦などを使うには、やはり評定平均が3.5以上は最低必要になりますから、「４」近いこの成績を維持、もしくは更に上げた上でキープしてほしいと思います。

3人目は、中学時代は、ホント勉強が苦手で、中学の先生から進学先に、高校ではなく専門学校への進学を進められた生徒。

しかし、公立高校で勉強がしたいからと、地元の勉強が苦手な生徒が集まる公立高校へ進学しました。

少人数クラスでの授業で、生徒のレベルに合わせ、中学の復習にも時間をかけながら高校の内容を教えてくれる高校なので１クラスの人数が20人と通常の半分の人数です。

そのため、かなり面倒見がよく、テストも事前に対策プリントを作ってもらえたりするので、しっかり勉強すればきちんと点が取れるようにしてくれています。

実際、保護者面談でお母さんが教えてもらった1学期の評定平均は、約3.5！
「５」がついた教科も２つありましたし、「４」も５教科あります！

中学時代では考えられない通知表で、本人も喜んでいましたね。

中学時代は、どんなに頑張っても、解ける問題が少なく、得点が取れなくて悔しい思いをしてきましたが、高校では、努力した分だけ点がとれるので勉強する時間が増えたようです。

お母さんからも、こんなメールをいただきました。

「中学の時は家で勉強する事は皆無でしたが、今は自宅でも机に向かう姿を見かけるようになりました。

やはり自分に合った学校で学び、少しは自信を持つことが出来たようなので本当に良かったと思います。」

お母さんもホッと一安心しているようですね。

今回紹介した3人は3人共全く違うレベルの高校に進学しています。

勉強の進み方も、難しさも、科目数も、科目の選び方も、高校によってまちまちです。

そして、3人共、進学した高校が大好きで、高校生活を本当にエンジョイしています。

なせなら、どの高校に進学したいかを選んだのも、選んだ先の高校に合格するために頑張ったのも自分だからです。

親が選んだわけでも、先生が選んだわけでも、ましてや、塾の先生に言われて決めたわけでもありません。（もちろんアドバイスはしましたよ）

進学した先の高校によって、授業の中身も、進み方も、3年後の進路も全く違ってきます。

「友達が行くから」とか「近いから」とか、「親がここにしろって言うから」などと、自分で考えずに高校を選ぶと、高校に入ってから後悔することになるかもしれません。

選ぶための情報はいくらでも集めて提供させていただきます。

いろいろな選択肢の中で、自分がここで勉強したい！、将来を考えるとこの高校が一番いい！って思える高校選びのお手伝いをさせていただければ嬉しいです。

うちの中3生たちは、既に殆どの生徒が行きたい高校を具体的に決めています。

この夏休みは、その高校に行けるようになるために、自分を大きく成長させる事ができる最後のチャンスです。

夏休みの結果次第では、志望校の見直しを迫られる生徒もいます。

自分の行きたい高校に行けるように、精一杯の努力をしてほしいです！

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