先日SNSを見ていたら、神奈川のセルモの先生が火成岩の岩石標本が東急ハンズに売っていたよ～ってツイートされていました。

やっぱり写真やイラストだけを見て覚えるより、実物の手触りとか、色とかの情報があったほうが覚えやすいよな～と思い、早速ググってみるとAmazonでも同じ岩石標本が販売されていました！

これは「買いなさい」って事だなと、早速ポチッと。（笑）

届いた岩石標本を、自習用のテキスト「フォレスタ」の上においてみました。

標本の左側が、火成岩6種類の岩石です。

上の段１～３が深成岩（地下の深いところで、マグマがゆっくり冷えて固まった岩石）です。

下の段４～６が火山岩（地表近くで、マグマが急に冷えて固まった岩石）

色は、左が、白っぽく　中央が　灰色　右が、黒っぽい色になります。

深成岩は順番に、１．花こう岩 ２．せん緑岩 ３．斑れい岩

火山岩は順番に、１．流紋岩 　２．安山岩 　３．玄武岩　　です。

学校の先生が、「新幹線はかり上げ」で覚えると覚えやすいよ～と語呂合わせを教えていますね。

しん（深成岩）か（花こう岩）んせん（せん緑岩）は（斑れい岩）

か（火山岩）り（流紋岩）あ（安山岩）げ（玄武岩）

と、深成岩の白い方から順番に３つ、火山岩の白い方から順番に３つが並んでいます。

さらに、試験によく出るのは、これら深成岩と火成岩の見分け方、でき方と、その名前です。

深成岩は、マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まるので、結晶が均等に大きく成長します。

できる組織は、等粒状組織となります

１．花崗岩の拡大写真です。（iPhoneで１０倍の拡大写真を撮ってみました）

粒の大きさが等しく揃っているのがわかると思います。

等しい粒の状態なので、等粒状組織ですね。

逆に、火山岩は、マグマが地表近くで急に冷えて固まるので、結晶になれなかった細かい粒の中に、斑点のように結晶が混じります。

できる組織は、斑状組織となります

５．安山岩の拡大写真です。

斑点のように結晶が混じっているのがよくわかります。

斑点のような状態なので、斑状組織ですね。

これもせっかくなので語呂合わせで覚えてしまいましょう。

新幹線はゆっくりとぉ、借上げて急に繁盛

しん（深成岩）か（花こう岩）んせん（せん緑岩）は（斑れい岩）　ゆっくり（冷えて）　とぉ（等粒状組織）

か（火山岩）り（流紋岩）あ（安山岩）げ（玄武岩）　て急に（冷えて）はんじょう（斑状組織）

これで、一気に、

深成岩の種類（花こう岩、せん緑岩、斑れい岩）と、ゆっくり冷えて、等粒状組織ができること、

火山岩の種類（流紋岩、安山岩、玄武岩）と、急に冷えて、斑状組織ができること

が覚えられますね。

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