夏期講習では、一人ひとり伸ばしたい教科が違ったりするので、全員が全く同じ課題を行うわけではありません。

ただ、中１、中２の特に理科、社会の復習をまとめて行うには、この夏休みが最適だと思っているので、どうしても嫌だという生徒以外には、レベルに合わせたワークを用意して、理科社会の復習をしてもらっています。

ただ、中１、中２の間中、理科・社会が苦手で逃げてたり、避けてきた生徒にとっては、受験で必要だからと言われても、そもそも、どこから手をつけていいかわからなかったり、嫌いだから、なかなか取り掛かれないし、集中もできないし・・・と悪循環が続きます。

そんなときに、おすすめの方法が、１年、２年全部の復習と、大きく考えず、理科なら、４分野のうち一番キライじゃない分野１つを選んで、その分野だけに集中します。

社会なら、世界の地理、日本の地理、歴史前半（古代～戦国時代の終わりまで）、歴史後半（江戸以降）とこちらも大きく４つに分けて、少しでも嫌いじゃない、興味が持てそうな分野を１つ選び、そこを集中して覚えましょう。

闇雲に、いろいろなところを覚えようとしても、嫌になって全滅してしまいますから、それより、今まで全く０だったところから、少しでもわかるところを増やして行くほうが、モチベーションはキープしやすいですね。

そして、歴史を復習するって決めたら、まず、各時代の流れを大きく掴みましょう。

それにぴったりな教材（市販の本ですが）がこれです。

日本の歴史全体がCD２枚、２時間にまとまっています。

前半、後半にわけるなら、１時間CDを聞くだけで歴史の流れが理解できます。

届いて、即聞いてみましたが、音声だけですが、熱のこもった話し方で、一気に引き込まれてしまいますね。

１時間はあっという間だと思います。

早速、今まで社会から逃げてきた生徒に聞いてもらいましたが、30分ぐらいは集中して聞けていたので、良かったかなと思ったら、

「全然頭に入ってきません・・・」って

う～ん、やはり、基本的な単語とかが理解できていないと、聞いていても頭に入ってこないのかもしれないですね。

多分、この生徒にとっては、知らない単語が多い英語のリスニングを聞いている気分なんだと思います。

知らない単語が多いと、（なんだろうこの言葉？）って引っかかりが多くて、聞くことに集中できないですからね。

ある程度、１問１答などで、言葉を理解し、頭に入れた後に、もう一度、挑戦してもらおうかな。

来週も、いろんなレベルの生徒に聞いてもらって、どういった生徒に効果がありそうか、調べてみたいと思います。

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