明日のコンサートに向けて、塾で練習してみました。

ホント最後の悪あがきです。

今回、７年ぶりにコンクールに出場するにあたって、痛感したことは「基礎練習の大切さ」です。

私の周りで楽器の上手い人達は、必ず、中学、高校、大学などどこかの時期に（もしくは全部ｗ）どっぷり楽器にハマって、上手くなりたいと、一生懸命に練習していた時期をもっています。

一方自分は、楽器を吹くのは好きだけど、正直どういった練習をすれば、楽器がうまくなるかを知らずに、大人になってしまった感があります。

なんせ、初めて、プロの方のレッスンを受けたのは、大人になった（それも、４０歳を過ぎてから）でした。

柏市民吹奏楽団のトレーナーとしてお世話になっていた、トランペット奏者の小原先生に、思い切って個人レッスンをお願いしたのが最初でした。

レッスン初日は、とにかく、発音と、トランペットが鳴っている音がどういうものかを理解するレッスンで、ひたすら、１つの音だけを鳴らすだけでした。

結局、長く吹いてきたものの、正しい吹き方をしていなかったので、楽器を無理やり鳴らしていたんですね。

でも、先生曰く、楽器は鳴らすものじゃなく、勝手に鳴ってくれるもの。

ただし、ツボに当たらないといい音ではならないから、その楽器のツボに当てる感覚を早く身に着けてね！と。

小原先生には、名古屋でも、何度か、レッスンしていただきました。

また、毎年岡崎で、トランペット奏者の曽我部先生による「トランペット未来塾」というのが合宿形式で行われているのを見つけ、こちらは、できるだけ都合をつけて、定期的に参加するようにしています。

今年は、学校のテスト対策と重なってしまったので参加できませんでしたが、去年参加したときの動画があったのでご紹介させていただきます。

この、トランペット未来塾でも、まずは、トランペットの構え方から、おさらいをします。

構え方から？って思うかもしれませんが、正しく立つ、正しく構えるって意外にできてなかったりします。

プロの方々から習うレッスンは、全て、本当に基本中の基本からになります。

やはり、きれいな音で、上手く吹けるようになるためには、基本がとても大切だということです。

そして、今回、コンクールに出場するための練習の中で、この基本が随分おろそかになっていることを痛感しました。

いわゆる基礎練習をおろそかにしてきてたので、発音や音程などで周りと合わないために止められることが多くありましたね。

このあたりは、練習すればすぐ身につくものではなく、日々の積み重ねと、練習時に、きれいな発音で、正しい音程をだすことに注力する意識を常に持って練習しないと身につきません。

そう、自分が、生徒たちに日々言い聞かせていることと全く一緒なんです。

数学の計算問題もそう、英語の演習問題も同じです。

問題を解くときに、ただ与えられた問題をこなすだけではなく、自分がいつもどんな間違いをするのかを意識してもらっています。

例えば、計算問題なら、マイナスのカッコのはずしかた、通分のときの符号、などなど、英語なら、時制や人称代名詞、単数複数などなど、注意していないとすぐに間違えてしまうポイントはいくつもあります。

そこを意識して解いているかどうかは、ミスをなくす上でとても大切です。

コンクールという、ミスが許されない、シビアな演奏の機会に参加することで、久々に、基礎の大切さを身にしみて感じました。

そんなシビアな練習の成果を明日、発表させてもらいます！

 最後に、毎度の宣伝です（笑）

来週日進市民会館で行われる、サマーコンサート

まだ、チケットに余裕があるそうです。

せひ、お友達で、Nisshin Wind Orchestra の団員の方がいたら、そちらから購入してあげてください！

当日券もあるとのことなので、時間が空いたよ～という方は、ぜひ聴きに来てくださいね！

よろしくお願いいたします！

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