今日は、多くの教科で中間テストの答案の返却がありました。

特に中３生は、入試に直結する大切なテストなので、結果が気になります。

塾に来るなり愚痴を履きまくる中３生。

自分のテストの結果に納得が言っていない様子です。

答案を見せてもらうと、なるほど、テスト勉強中に指摘していたミスの原因について、案の定本番でもガッツリやらかしていました。

それも、本人が一番わかっているようで、自分自身に猛烈に腹を立てています。

ここまではっきり原因がわかっているなら、次のテストで繰り返さないように、今から徹底的に演習問題などでミスをしないやり方を体に染み込ませるしかないですね。

深刻なのは、もうひとりの方。

あんなに頑張ったのに、なかなか点数に反映されず、心が折れそうです。

正直、中１、中２の学習の負債が重くのしかかっています。

今の頑張りで、負債は減ってきているものの、完済までもう少し掛かりそうな状況です。

英語や数学のような積み上げ型の教科は、中１、中２の学習内容に穴（苦手分野=学習負債）があると、中３に同級生と同じような努力をしても、新しく習った範囲の理解に必要な土台に穴があり、その上にうまく新しい内容が積み上がっていかな状況になります。

英語だと、時制という概念がキチンと理解できていないと、中３の現在完了形をいくら覚えようとしても、過去形、現在形との違いなどがどうしてもあやふやになってしまいます。

また、単純に単語の知識不足で、文を組み立てるのに単語が浮かばないか、ミススペルをしてしまい×になってしまったり。

本人はこれまで以上に努力しているので、もっと点数が上がると考えたようですが、学校側も中３ということで、入試を見据えた難易度にあげてきており、まだそのレベルの問題には対応しきれなかったという印象です。

そんな落ち込んでいた中３生に向けて、高校生の先輩からアドバイスのメッセージがホワイトボードにありました。

私が伝えたかったことを、見事に代弁してくれています！

素晴らしい！

ホント、失敗は終わりじゃなく、次の挑戦への成長ポイントなんだと気づいてほしいですね。

大丈夫、期末テストがまだ残っています。

１ヶ月半の時間を利用して、今回の失敗した点をきっちり成長に変えていきましょう！

もちろん、今回の中間テスト、しっかり結果を残してくれている子も多くいます。

結果が出ている生徒は、期末でも連続して結果をだして、内申点アップにつなげていきましょう！

あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・。

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