中３生の英語のテスト問題の内容を確認していて、あれ？っと思うことがありました。

今回のテスト範囲のDaily Scene の３（さそい）とDaily Scene ４（道案内）と２つのDaily Scene が入っていました。

毎回日進西中の英語のテストでは、このDaily Scene の表現がそのままテスト問題になるので、生徒には、本文を丸暗記するぐらいしっかり内容を覚えておくように。そして、Tool Boxにある表現についても覚えておこうとつたえてありました。

Daily Scene ３（さそい）はこんな感じの内容です。

ニューヨークで再開した友人に、「自由の女神像を一緒に見に行かないかい？」って誘うのがこのダイアログの内容です。

Would you like to come with me?

一緒に行きませんか？　と誘う定番の表現です。

そして、案の定、テストでは、この表現がブランクになった「さそい」のシチュエーションを使った問題が出題されました。

解答、ア、イ、ウについては、教科書の表現を覚えていれば、そのまま入れるだけでOKです。

ア：haven't

イ：Would you like to come

ウ：looking forward to

でも、ちょっと待ってください。

この英文、よく読むとすごいこと言ってませんか？

日本語にするとこんな感じです。（フランクな感じの日本語にしてみました）

A：海外に行ったことある？

B：いいえ、（ア：ないよ）。　いつか海外には行ってみたいな。

A：卒業旅行で、クラスメイトとメキシコに行く予定なんだ。

　　私達と（イ：一緒に行きませんか）？

B：いいね！　いつ行くの？

A：卒業式の後だよ。

B：OK。いい旅を（ウ：楽しみにしてるよ）。

問題では、文脈から英文を考えて作りなさいとあります。

この日本語の流れの中で、唐突に、メキシコ旅行に一緒に行かない？と提案されて、即、いいね、楽しみにしているよって答えられる卒業旅行前の学生っています？（笑）

日本語が指定してあるなら、それにあった英語を埋めるでしょうけど、文脈から英文を考えて作りなさいって指示で、内容がこんな唐突に海外へ誘う文にだったら、自分なら結構考え込んじゃいますね～

せっかく、よく使う定番の「さそい」の表現なので、よく使うようなシチュエーションでの問題にして欲しかったな～と思います。

ただ、この変なシチュエーションに生徒が誰も気づかなかったのが、ちょっと残念だったですけどね。

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