毎週月曜日は、英会話の日。

今日は、クラスメイトの方が近況レポートの際、ちょっと感情をあらわにしながら、こんなお話をしてくれました。（もちろん全部英語で）

この方、個人で、英語専門塾を自宅でやられている方で、近隣の中学生の英語の指導もされています。

先日行われた中間テストで、隣町の中学でこんな問題がでたそうです。

Unit 3-3　Fair Trade の本文がほぼそのまま出題されています。

（１）下線部①の理由を解答欄に合うように日本語で書きなさい。

という問いです。

下線部をみると、many cacao farm workers can't make enough money to live とあります。

「多くのカカオ農園の労働者たちは、生きていくために十分なお金を稼せぐことができない」という意味なので、その理由は、下線部のすぐ後ろのBecauseから始まる分の中にあります。

Because cacao is sold at a low price.

そして解答欄には、すでに、

カカオが　（　　　　　　）から。

と書き出しが指定されていますから、あとは、 cacao is sold at a low price.を日本語にするだけですね。

生徒さんの解答がこちら。

Because cacao is sold at a low price.を、カカオが（　安く売られている　）から。

と訳しています。

low price を　安くとわかりやすく訳していますが、十分意味は通じます。

しかし、よく見ると、×がついてますよね。

この採点には、クラスメイトの方もびっくりで、生徒さんに、なぜバツなのか、確認しておいでと伝えたそうです。

そして、学校の先生がバツにした理由が・・・

安く売られているだと cheap の訳語になる。　low price は、低価格と訳すべき。

なので、正解は、カカオが（　低価格で売られている　）から。

だそうです。・・・・・

英会話のクラスメイトたちも、全員が？？　となっていました。

そこ？　そんなに大切なこと？

ホント、学校の先生って些細なことにこだわって、生徒たちの自信を奪ってばかりいると思います。

なんだろう、自分が授業中に使った言葉以外は認めないつもりなのかな・・・

もちろん、全部の先生がそうだと言うつもりはありません。

ただ、こういった例がホント多く聞こえてくるんですよね。

そうそう、先日の、え！？そんなに簡単に約束していいの？で紹介したテストのダイアログを英会話のメンバーに聞いてもらったら、みんな大爆笑していました。（笑）

どんなシチュエーションなんだ？？って

テストの採点に納得がいかないときは、自分だけで抱え込まず、他の教科の先生とか、塾の先生、保護者の方などに相談してみましょう。

採点は、覆らないかもしれませんが、「大丈夫、あの先生がバツといってるだけで、私ならマルだよ」と言ってもらえるだけでも自信が失われずに済むと思います。

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