今日は、商業高校に通う、高校生が、検定の合格証書をもって、報告に来てくれました!
今の商業高校は、簿記の検定がメインなのは変わっていませんが、これに加えて、実社会にでて必要な様々な業務を想定した検定が用意されています。
また、検定を行う団体として、商業高校生のみが受験資格をもっている全商協会(全国商業高等学校協会)の行う検定と、大人と一緒に受ける公的な協会(日商:日本商工会議所や、IPA:情報処理推進機構)が行う検定とに別れます。
今日、持ってきてくれた検定は、商業高校生のみが受ける全商協会主催の「情報処理検定 3級」と「情報処理検定 ビジネス情報部門2級」の2枚です。
そう、1回の試験で、3級と、2級(ビジネス情報)に合格です!
ちなみに、商業高校生向けの情報処理検定 ビジネス情報部門 2級 の検定内容はこんな感じです。
■情報処理検定 ビジネス情報部門2級
基本的な情報活用能力の育成を目的に検定試験を実施しています。
20分間の実技試験では、データ供給による試験を実施しています。表計算ソフトウェアを利用したデータの実務的な活用や報告書の作成を行います。
筆記試験は、ハードウェア・ソフトウェア、通信ネットワーク、情報モラルとセキュリティに関する知識を問う用語の問題。表計算ソフトウェアの活用能力や関数の活用方法をみる問題。データベースソフトウェアではデータベースの作成方法やSQLに関する問題などがその内容になります。
実技は、Microsoft社製 表計算ソフト「Excel」を使います。
そう、元社員としては、何を聞かれても大丈夫(なはず)です!
実際は、Microsoft社員時代って、新バージョンがでると、こんなことできるようになったよ!っていう情報がもらえるので、新しい機能については詳しくなれますが、試験にでるような基本機能を教えてもらうことって無いんですよね。(笑)
なので、知らないことも多くて、聞かれてから調べることも多数あったりします(笑)
2級の問題を見ると、Vlookup関数や、IF関数、切り上げ切り下げといったROUNDUP/DOWN関数が出題されており、実社会の業務で使われているようなシートを作れることをゴールにしているのがよくわかります。
他には、
と言った検定が、商業高校生のみが受ける全商協会主催の検定試験として行われています。
ただ、これらの検定は、公的な資格ではなく、あくまで商業高校生むけの勉強のモチベーションのための資格です。
公的な資格ではありませんが、生徒が商業高校在学中にどれだけその分野の勉強を頑張ったか、理解しているか、の指標にはなっているので、卒業時までに、多くの試験に合格できるよう、今後も頑張って欲しいと思います。
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