今日、ひょんなことから、小学校時代の恩師の先生と電話でお話することが出来ました。
人生の節目節目でお世話になり、最近は、自分の演奏するコンサートにもよく足を運んでいただけ、毎回、コンサート会場でも、お話をさせていただいています。
中学校の校長先生から、定年退職を機に私立高校に転職され、入試の広報(生徒募集ですね)と、理科の授業を受け持っているそうです。
恩師の勤める私立高校は、このあたりで言うと、東海学園や東邦クラスの中位の私立高校です。
でも卒業時の進学先は、指定校推薦やAO入試などで、名城大、中京大、椙山大、愛知大、淑徳大、愛知学院大、中部大といった有名私立へ進学していくとのこと。
その際大切なのは、「高校1年生の夏休みまでをどう過ごすか」だとおっしゃっていました。
まさに、セルモで生徒たちに伝えているメッセージと同じです!
入試を通して、近いレベルの生徒たちが集まるのが高校です。
入学直後は、生徒たちが思っているほど差がありません。
しかしながら、自分は、ギリギリで入ったからとか、周りに賢そうな子がいたので、場違いの高校に来たとか、考えてしまうと、そこで終わりです。
で紹介してきた生徒たちは、高校のさらに先の目標を持って高校へ入学しています。
高校入学は、ゴールではなく、スタートだという気持ちでいました。
おかげで、入学後から、上位に自分の場所をしっかり確保したり、最初は真ん中あたりだった成績をバネに、コツコツ努力をつづけ、上位の場所を確保出来きたりしています。
こんな事例を恩師にお話したら、「それそれ!これからの高校生は、そうやって入ってすぐしっかり勉強するクセをつけないと、ホント苦労するよ」って
なぜなら、高校の出口である大学入試は、昔と違い今は、私立大学の入学者の半数~8割が推薦入学(指定校推薦、AO推薦、自己推薦)で、昔ながらの学力テストで受験する一般入試で大学進学するのは、少ない学校では、20%を切っているところまででています。
もちろん、国公立大学を受験するなら今でも8割以上が、学力テストによる一般入試です。
しかし、私立大学であれば、半数~2割しか、学力テストによる一般入試での進学をしていないのです。
そんな現状をしらずに、昔ながらのイメージで、中堅(偏差値45~55くらい)の公立の進学校を選んだりすると、指定校推薦枠を殆ど持っていなくて、大学進学で苦労したりします。
また、推薦枠を持っている高校に進学したとしても、推薦入試などで大切になるのは評定点数(高校は内申ではなく評定点といいます)の平均点です。
しかも、この評定点の平均は、高校1年生からの成績が全て入るので、高校1年時の成績が悪いとあとでとても苦労します。
そういった意味でも、高校1年生のスタートダッシュはとっても大切なことなんですよね。
で、こういった話は、高校に合格してからでは遅いんですよね。
どうしても合格してしまうと、気が緩んでしまって、そういったアドバイスが聞ける状況ではなくなってしまいますから。
そこで、セルモでは、今の高校受験を本気で意識し始めたタイミングから、その先の勉強の大切さまで一緒に伝えるようにしています。
このメッセージがしっかり受験生に伝わるのは、目の前で受験生に負けないぐらい一生懸命勉強している高1生の姿があるおかげなんですよね。
去年、受験生であんなに毎日勉強してた先輩が、高校に合格した後も、まだ頑張って勉強してる。
そういう背中を見続けることで、高校入学はゴールではなくスタートなんだと気づいてくれるようになります。
これから、高校受験組は志望校を絞り込み始めます。
その際、大学進学や就職など、将来をどう考えているか、そのためにはどういった高校が自分にあっているのかという視点を忘れずにしてほしいと思います。
そして高校合格がゴールではなく、その先の進路に向けたスタートなんだということを忘れないでほしいですね。
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