普段使っているパソコンのディスク容量の残りがほとんどなくなってしまいました。
実は約2年前に、このパソコンのハードディスクが壊れてしまい、復旧させるついでに、高価だけど、アクセスがむちゃくちゃ早くなるSSD(半導体ディスク)に交換しています。
ただ、2年前はまだまだ、SSDが高かったので、ハードディスクの容量の半分の240GBのもので我慢したため、2年であっという間にディスク容量が足りなくなってしまいました。
ってことで、今回は、2度目の作業になるため、サクサクと作業を進めていきます。
PCをバラすついでに、メモリも4GB→8GBへ倍増させたいなと。
パソコンのカバーを外して、SSDの上に乗っかってるDVDドライブを外します。
そして、下にあった、SSD(もともとハードディスクが入ってた場所)を外して取り出します。
元々がデスクトップ用の大きなハードディスクが入ってた場所なので、SSDの周りはスカスカです。
サクッと、外して、入れ替えて終了です。
あ、もちろん、昨日の夜、内蔵SSD→購入したSSDへのクローン作業は終わらせてあるので、今日の作業はホント入れ替えだけです。
奥のメモリも、このタイミングでないと手が入らないので、2枚とも差し替えて作業は終了です。
この間、わずか10分程度の簡単な作業でした~
メモリも無事8GBと認識されていますし、SSDの残りも、150GB以上空いているので、これならまだまだしばらくはこのマシンも現役でいられそうです。
こんなふうにパソコンをいじって、性能が上がった!って喜んでいたら、ふと、30年前の東大の大型計算機センター時代のことを思い出しました。
今のパソコンって、30年ぐらい前のスーパーコンピュータ(スパコン)並の演算速度があるって知ってました?
30年前、私が、東大の大型計算機センターに1年間研究員としてお世話になっている時に、このセンターに円周率(π)の計算で世界記録を持ってる先生がいるんだよというお話を聞きました。
その先生は、金田(かなだ)康正助教授(当時)で、研究用に個人で使えるホストコンピュータを1台計算機センターにおいていたような人でした。
ちょうど研究室にお世話になる年に、初代の日立のスパコンS-810/20から二代目S-820/80にリプレースされ、計算速度が2~3倍になったスパコンで、当時2億桁の円周率(π)の計算の世界記録を打ち立てたと聞かされ、その桁の多さと、なぜ円周率(π)の計算にそこまでのめり込めるのか、不思議に思った記憶があります。
当時は、日立、IBM、CRAY社の3社のスパコンで、円周率(π)の計算での世界記録を奪い合っていた時代でした。
ちょっと調べてみたら、金田先生のプログラムをベースにしたパソコン版の円周率(π)の計算プログラムがあり、これを使うと、本当に今使っている私のパソコンが、当時のスパコン並の性能があるかどうかが確かめられますことがわかりました。
ちなみに、30年前の記録はこちら。
当時最新だったスパコン HITAC S-820/80 で円周率3,300万桁を計算するのに、2時間47分49秒かかっています。
さて、同じプログラムを使って私のパソコンで円周率3,300万桁を計算してみた結果がこちらです。
わずか、11分31秒で計算終了です!
30年前のスパコンの14.6倍!
たしか、30年前の東大の大型計算機センターにあったスパコンは1台 数億円したはずです。
30年たった今は、約千分の1の価格で売られているパソコンのほうが15倍も早いって。
こういった進歩をしている分野って、こういったコンピュータや電子部品を多用したIT機器だけなんですよね。
皆さんが使ってる、パソコンや、スマホって、30年前のスパコン以上の性能を持っているんですよ!
これらを使っている我々の使い方次第で、膨大な計算や、記憶、翻訳やデザインの作成など、人間の機能を拡張することもできます。
記憶や正確な計算は、パソコンやスマホに任せ、人間はもっともっと考えること、何かを創ることに力を注ぐべきだと思っています。
こんな進歩した道具をうまく使いこなして、自らは、とことん考えることができる、そんな人がこれからは世の中で必要とされていくのかなと思っています。
計算や記憶と言ったパソコンやスマホの得意分野だけを鍛える今の教育では、なかなかそうった人が育つとは思えないので、この塾では、とことん考える、何かを創り出すことができる、そんな人を育られるように進化していきたいと考えています。
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