今日は、中学3年生の入試対策講座の一環として、愛知県全県模試を実施しました。
毎度恒例ではありますが、模試になると、私も全力で生徒と一緒に模試に挑戦します。
1教科でも勝てたら、なにかおごってあげるよと。
自分を負かすぐらい、良い点をとってくれるのであれば、嬉しくておごっちゃいます!
明後日の中学での実力テストが控えているので、今日のテスト結果は、終了直後に、生徒たち自身で自己採点してもらいました。
自己採点は、問題用紙に写しておいた自分の答えを元に実施してもらいます。当然、書いてなければ自己採点が出来ません。
実際、高校入試当日も問題用紙に自分の解答を書いておかないと、自己採点が出来ず困ることになります。
これは、普段のテストではやらないことなので、特別に、正面のホワイトボードにも注意書きとして張り出しておきました。
それでも、自己採点のときに、答えが書いてないから自己採点が出来ません・・・って言ってる生徒がいるのがちょっと残念でしたが。
さて、私との勝負の結果は・・・
なんと、2教科で私を上回る生徒がでてくれました!
1教科は私の得意な英語!
110点満点中95点!
この生徒は、英検準2級に既に合格している英語が本当に得意な生徒で、前回の夏の模試に続いて、2回連続で私に勝ってます!
ホントすごいです!
そして、もう1教科が社会!
こちらも、110点満点中95点です!
なんと、この95点をとった生徒、前回の社会はわずか45点。 一気に50点も社会だけで上がっています!
実は他の教科も、理科を除いて全教科アップしており、5教科合計で、110点アップと、驚異的な伸びを見せてくれました!
この得点の秘密は、私ではなく、中学の社会の先生なんですよね。
社会が公民分野に入って、憲法を学び始めた頃から、このクラスの社会の先生だけが、毎回のように、憲法の暗記テストを授業で実施するようになりました。
他のクラスでは実施していないようで、生徒は、「なんでオレのクラスだけ毎回毎回、暗記のテストなんだ!!不公平だ~~!」と塾で愚痴をこぼしていました。
でも偉いのは、そうやって不満を言いながらも、頑張って覚えようとしていたんですよね。
なので、横から、「もしかして、こうやって覚えたことで、模試や実力テストができるようになるかもよ」とささやいてみたところ、「そんな簡単に上がるわけない!」って否定的でしたね。
また、もうひとり感謝しなきゃいけないのは、そのクラスの担任の先生です。
自分のクラスだけ社会のテストが多いことを生徒から愚痴られたとき、「じゃ、平均75点以上取れたら自分の授業をレクに変えてあげるから、みんなで頑張ろう!」と逆に小テストへのモチベーションを上げてくれたんですよね。
ウチの生徒含め、お調子者のやんちゃ坊主数人は、授業がレクになる!って聞いてみんな張り切って勉強したようです。
毎日塾に自習に来て、社会の小テストで点が取れるようにと、必死で頑張って覚えるようにしていました。
そして、模試前日の昨日、試しに、社会の模試の過去問に挑戦させたところ、なんと、70点という高得点!
これには、本人もびっくりで、「あの社会の先生のおかげで、いつのまにかこんないい点が取れるようになってた!、先生ありがとう!」って
そして、今日のテストでは、更に得点が上がって、95点です!
これは、ホントすごいことだと思っています。
そして、今回のケースで一番得点アップにつながった行動は、「小テストの繰り返し」ではないかと思っています。
まずは、憲法の前文、次に1~9条、10~40条、選挙制度、歴史の振り返りと、範囲を切って、小テストの実施日も通告し、生徒にしっかり覚えてくれば点が取れるという状況を作って、毎回テストを実施してくれました。
生徒たちからは、不満が出るでしょうが、それでも小テストを実施し続けることで、覚えたら点が取れるという成功体験を得られたのは大きいと思います。
そして、小テストで得点を取ることにインセンティブをつけてくれた担任の先生のアイデアも最高でした!
実際、このクラスの他の塾生も、社会の点数は前回より大きく伸びています。
逆に、このクラス以外の塾生は、ほとんど点数に変化がなかったですからね。
覚えるなら範囲を切ってその範囲をしっかり覚えることを課題にし、その結果は、小テストでキチンと毎回確認する。
こうした当たり前の積み重ねが、特に暗記科目である社会の公民分野にはいい勉強方法なんですよね。
今後は、この事例を参考に、塾でも、小テストを利用して、しっかり覚えてもらえるよう、指導していきたいと思います。
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