この時期、中3生は関係代名詞を含め、英語のさまざまな修飾の形を一気に覚えます。
文法用語で言うと、分詞による後置修飾、接触節、関係代名詞の主格、関係代名詞の目的格と言ったものになります。
これらを一気に習う中3生は、なかなか大変ですね。
この名詞を修飾する形や、関係代名詞を使った英作文を生徒に指導していて思うことは、英語の前にまず、日本語の文法をしっかり理解してほしいということです。
例えば、
私は京都に住んでいる女の子を知っている。
という日本語を英語にする時、英語の語順は、まず主語と動詞(日本語の主語述語)が先にくるので、まず、元の日本語の主語、述語を飾りのない短い形で抜き出してもらいます。
すると、
京都に住んでいる。 とか、
私は住んでいる。 とか、
女の子を知っている。 などなど、なかなか正解にたどり着けません。
正解は、私は、女の子を知っている。ですね。
そして、どんな女の子なのかという飾りの文が、「京都に住んでいる(女の子)」の部分になります。
こうやって主語、述語のシンプルな文と、飾りの文に分けることで、関係代名詞を使った文を創るのことが楽になります。
作り方としては、
私は、女の子を知っている。を英語の語順である、SVOの順に並べ替えます。
私は、知っている。女の子を
すると、女の子ってだれ?って相手が思うので、「京都に住んでいる(子)」っていう追加の説明(飾りの文)を後ろに置きます。
私は、知っている。女の子を (女の子ってだれ?)京都に住んでいる(子)
となり、(女の子ってだれ?)の部分に、だれ?なのでwhoを入れて、英語にすると
I know a girl who lives in Kyoto.
と比較的簡単に英語に出来ます。
もう1つこんな例文ではどうでしょうか。
昨日、あなたが公園で見た男の子はケンジです。
主語、述語をぬきだせますか?
あなたが見た。 ・・・違いますよ(笑)
正解は
男の子はケンジです。
となります。
飾りの文は、あなたが公園で見た(男の子)が飾りです。
英語にする前に、日本語を並び替えます。
男の子=あなたが公園で見た は、ケンジです。
という、主語が長い文になりました。
この場合、英語でも主語(主部)が長くなります。
The boy that you saw in the park yesterday is Kenji.
主語(男の子)を説明するために、男の子のすぐ後ろ、主語と動詞のあいだに説明文が飛び込んでくる形です。
なれないと、この形の英語違和感を感じます。
がんばって、何度も何度も文を作ってみて、違和感を感じないくらいまで、馴染みましょう!
そして、英語の前に、問題の日本語を、しっかり分解できるように慣れておきましょう!
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