今日は、テスト直前の日曜なので、朝からテスト対策です。
ただ、今日は、生徒にみんなには申し訳ないと謝って、15時~19時まで外出させてほしいとお願いしました。
理由は、「10年後、君に仕事はあるのか?」の著者 藤原和博先生のお話を聴きに行くためです。
藤原先生のお話を聞くのは、2010年に日立工業専門学院50周年記念式典のゲストで来られた時にお話を聞いて以来なので、8年ぶりということになります。
冒頭のつかみのネタは、8年前と同じでした(笑)
ちなみに、8年前にも、既に、情報処理力→情報編集力にシフトすべきというお話をされていましたが、既に何度も転職をしていた自分にとっては、ホント頭の回転が早いだけでは生き残れない時代だなと思ったのを覚えています。
確か8年前は、タイヤに新しい価値をつけてみましょうってお題がでたっけ。
常識にとらわれず、例えば、白いタイヤはどうかとか、いい香りのするタイヤはどうかとか、そもそも、丸くないタイヤはどうだろうとか、いろいろ頭を柔らかくして考えましたね。
今日も、色々考えされてもらいました。
一人だと、アイデアに煮詰まるものも、数人いてブレーンストーミングを行うと、色んな意見に刺激されて、面白いアイデアが浮かんだりもします。
特に、考えさせられたのは、AI、ロボット時代にどんな仕事が生き残るか、どんな仕事が人間がすべき仕事なのか、そして、先生という仕事はどうなるか、という問いかけです。
最近、色々な方のお話を聞く中で、「人間は人間からしか心を動かされない」ということを学びました。
確かに、知識を教えるのであれば、ビデオの中のカリスマ先生や、アニメーションの動画のほうがわかりやすかったり、繰り返し見れたりして効率的かもしれません。
しかし、そうやって、自分で自立して学べる子は一部の上位の子だけです。
中下位の生徒たちには、「なぜ学ぶ必要があるのか」「勉強の楽しさとは」などをいろいろな言葉で、彼らの感情を揺さぶりながら伝えていく必要があります。
まさに、そういったことをできる人だけが「先生」として生き残っていくんだろうなと思います。
藤原先生も最後にこうおっしゃっていました。
子どもたちは、学校や塾の先生の「学ぶことの好き」なオーラを感じています。
先生が楽しそうに学んでいる姿は、子どもたちに伝染・感染していき、子どもたちも学ぶことが楽しいと感じるようになります。
この、「学ぶことの好き」なオーラは、ロボット、AIには出せません。
そして、学ぶことに対しては、残念ながら、学校の先生より、塾の先生のほうが貪欲に学んでいると思っているし、子どもたちもそれに気づいています。
そういう意味で、塾の先生方にはとっても期待しています!と。
そう言っていただけてとっても嬉しかったですね。
私自身も、子どもたちと接する中で、知らなかったとこを見つけると、また一つ賢くなれた!ってうれしくなります。
そうやって、学ぶ楽しさを、学ぶ姿や背中を見せ続けることが私の仕事だと思っています。
すでに、セルモでは、PCを使った演習が当たり前になっており、知識の伝達は、PCの中の図表やビデオで生徒たちが自ら学べる仕組みになっています。
今後も、良い教材があれば、紙だけでなく、タブレットやアプリ、AI教材なども、どんどん導入していきたいと思っています。
ただ、最後まで変わらないのは、私の人生経験を通して、生徒たちの感情を揺さぶり、目の前のテスト勉強だけでなく、学ぶことの楽しさや、学ぶ意味、また夢や、職業、そして人生についてもしっかり考えてもらう指導を続けていくことだと思っています。
私という人生の先輩からの言葉が、生徒たちの将来に少しでも役立つことになるよう、日々、真剣に生徒たちと向き合い、思いを伝えていきたいと思っています。
講演前の藤原先生にお願いして、著書にサインをいただきました!
そして、2ショット写真まで!
藤原先生、ありがとうございました!
セルモ日進西小学校前教室の口コミ一覧です!
生徒、保護者のリアルな声が投稿されていますので、ぜひご一読ください!
ご連絡、ご質問は、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。
頂いた個人情報は、回答以外には利用いたしません。