今日は、中学３年生向けの高校受験特訓の５回目です。

今日から、また、新しい教材を追加投入することにしました！

高校入試、「思考力の特訓講座」という教材です。

先日の教材展で見つけて、即、全員分発注したものが、ちょうど届いたので、今日から早速実戦投入です。

教材を使う前に、まず、「今なぜ思考力の特訓が必要なのか」について、簡単に生徒たちに話をしました。

内容は、先日聞いた、藤原和博先生お話をベースに、社会の変化、大学入試の変化、高校入試の変化などについて簡単にまとめたものです。

まず、社会の変化は、高度成長期のコピー商品を高品質に大量生産する時代から、成熟した現代社会の、アイデアに溢れた、オンリーワンの製品を作る時代への変化です。

これにより、高度成長期は、会社の命令に従順で、マニュアル通りに働けるロボットのような社員が必要だった時代から、現代は、他人とは違う、その人にしか出来ない何かを持っている人を欲しがるようになりました。

しかし、現代の学校は、いまだに、命令に従順で、マニュアル通りに動く生徒が優秀という価値観から抜けきれていません。

そのため、テストも、マークシートに代表されるような、画一的な解答、正確な計算、大量の暗記事項のチェック問題がほとんどでした。

そこで、大学入試改革を行い、単に知識を丸覚えするのではなく、思考力・判断力が必要な問題を出題するよう入試改革を実行。

その影響から、高校入試でも、今後ますます、思考力を問われる問題が増えていくことになっています。

と、「今なぜ思考力の特訓が必要なのか」についての話をしたあとに、実際に国語だけ問題集に挑戦してもらいました。

普段の読解問題でも頭をつかうのに、加えて国語に珍しいグラフの読み取りもあり、さらに頭を使って解いていましたね。

生徒たちにもいい感じで使ってもらえそうです。

週明けには、頑張った期末テストの結果が帰ってきます。

生徒たちの頑張りの結果がどんな成果を生むか、楽しみに待ちたいと思います。

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