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思考力の特訓

今日は、入試特訓講座の7回目。

 

前半の講座も今日も含めて残りあと2回です。

 

後半は、基本過去問での演習が中心となるので、講義形式で授業を行うのも残り2回ほどです。

 

 

数学では、昨日Blogに書いたとおり、三平方の定理を取り上げました。

 

 

定義はとってもシンプルです。

 

 

「直角三角形において、斜辺の2乗は、残りの辺の2乗の和に等しい」

 

 

ちなみに、整数でこの三平方の定理 a2 + b2 = c2 を成り立たせる自然数の組をピタゴラス数といいます。

 

よく知られているのは,

   

(a, b, c) = (3, 4, 5), (5, 12, 13) の2つですね。

 

この2つの組み合わせは、計算しなくてもわかるようにしておくと、時間が節約できると思います。

 

 

2種類の直角三角形の定規の辺の比も、正しく覚えておきましょう。

 

30°、60°、90°の直角三角形の辺の比(1:√3:2)と、直角二等辺三角形の辺の比(1:1:√2)です。

 

三平方の定理の定理自身はとても簡単ですが、これが問題の中でどこに現れて、どこの三角形が直角三角形になるのかを見つけるのが、慣れていないとホント大変です。

 

この早めの時期から、問題に慣れて、使いこなせるようにしておきましょう。

理科・社会では、先日購入した思考力の特訓を使ってみました。

 

理科は、普段とひと味違う問題に、戸惑う様子もありましたが、問題自体はそれほど難しくないのと、問題を解くためのガイドが上手に示してあるので、練習問題を通して、考え方、解き方を学べるのはよかったですね。

 

社会は、資料や地図を読み取る問題を中心に演習を行いました。

 

愛知県の公立入試問題の地理は、ほぼ毎年、複数の地図やグラフなどの資料を読み取り、パズルのようにそれらの組み合わせを答える問題が出題されます。

 

グラフなどの資料の読み取りができるようになると、資料を読めば答えが見えてくるようになります。

 

もちろん、そのためには、前提となる基礎知識の暗記が必要なのですが、基礎知識の暗記だけでは、点が取れないのが厳しいところです。

 

 

グラフなどの問題に慣れること、基礎知識のどこが足りないかを把握することを、演習を通して学び、模試の前までには、基礎知識の漏れがないように仕上げておき、グラフ問題にも、余裕を持って対応できるようにしておきましょう。

 

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プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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