私のBlogの読者さんが、Instagramでとっても良いことを書かれていたので、こちらでもご紹介したいと思います。
以前は、なんで勉強しないの?ってキツくお子さんに言ってしまうタイプの保護者さんだったそうですが、私のBlogに影響されてか、考え方を少しづつですが変えているそうです。
具体的には、子供に勉強しろというだけではダメだからと、自分でも何か目標を見つけて勉強をしようと考え、TOEICに挑戦しているとのこと。
合否が出る英検より、スコアという形で評価されるTOEICは大人の勉強の目標にはちょうどいいと思います。
回数を重ねながら、少しづつスコアが上がっていくと達成感も味わえますしね。
そんな保護者様のInstagramに書かれていた内容はこちら。(許可をいただいて転載しています)
Reading Farm という多読教材で、絵本の多読をしています。
対象学年やジャンル、レベルや語彙数などが載っているのを参考にしながら本を選んでいます。
自動の読み上げ機能もあるので、発音も参考にして時々音読もしています。
10日間で1万683語のペースでした。
無理なく続けて行きたいです。
音読はなかなかうまくなりませんが。鬼変2も使っています。
日本語の本の方は
「代償 井岡瞬」
「天才はあきらめた 山里亮太」
「AI時代に輝く子ども 中村一彰」
を読みました。
「AI時代に輝く子ども」に書かれていた、これからの時代に必要な6つのCの話が印象的でした。
その6Cs(6seeds の意味もあるそうです)とは
1 Collaboration (協力して作る力)
2 Communication (伝える力)
3 Content (学力)
4 Critical thinking (批判的に考える力)
5 Creative Innovation (創造する力)
6 Confidence (失敗を恐れない気持ち)
の6つで、3以外の5つの分野はコンピューターが苦手とする分野なので、この5つを伸ばす教育をしていくことでAI時代に活躍する子どもを育てるという内容でした。
なかなか大変ですね。
学力さえつければ良かった時代は終わり、生き方から変えていかなければならないような価値観の転換を強いられている気がします。
日々たくさんの情報に恵まれていますが、それをどう活かすか、賛成ばかりでなく批判の気持ちも持って吟味し、人と対話し、自分のものにしていく努力が必要ですね。
そしてそれは一生続くんですね。
学び続ける大人でありたいです。
子供に勉強しろというだけで、自分はテレビやスマホで楽しんでいる保護者の方が多い中、こうして、自身の目標をしっかり持って、毎日時間を見つけて勉強をしている姿は、お子さんにとっても、とても眩しい背中に見えると思います。
そして、人の意見を鵜呑みにするのではなく、自分でも本を読み、自分の意見としてSNSに発信することで、考え方をまとめるのはとっても素晴らしいことです。
この方の書かれている6つのCを伸ばすことができれば、AIやロボットの普及が怖いものではなく、
これらを使いこなす側に回れる楽しい時代になるでしょう。
そしてこの6Csを伸ばすには、保護者の方々の意識改革と、子供の環境作りがとても大切です。
今までのようなテストで点を取るための学力偏重の教育ではなく、バランスよく6Csを伸ばせるような環境を与え、その上で、保護者の方は、一歩引いたところから見守り続ける必要があります。
ここセルモでも、バランスよく6Csを伸ばせるような環境になるよう、少しづつですがアップデートさせています。
これからの時代を生きくぬための力を育てたい、そう強く考えて、私自身もアップデートを続けていきたいと思っています。
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