こちらは、平成31年度の入試に関するデータです。
令和2年度の 愛知県公立高校一般入試の志願者数、倍率はこちらへ
本日夜9時に、愛知県のHPにて、平成31年度
愛知県公立高校一般入試の志願者数、倍率が発表されました。
日進市から受験者が多い、尾張1群の高校の倍率の変化を見て見ると、毎年高倍率の目安であった3倍超えの高校が1つもなくなっているのが大きな変化です。
例年、天白、熱田、瑞陵といった人気校が3倍超えの常連だった数年前から、徐々に倍率が平準化し、ついに今年、3倍超えの高校が1つもなくなりました。
例年倍率が高かった、高校の倍率の動きです。
(おととし→昨年→今年の倍率です。)
松蔭(2.36→2.61→2.73) Aグループ
⇔中村(2.37→3.02→2.74) Bグループ
⇔名古屋西(2.85→2.49→2.85)Bグループ
天白(3.02→2.84→2.79) Bグループ
⇔熱田(2.91→2.43→2.73) Aグループ
⇔緑(2.24→1.95→2.22) Aグループ
⇔日進西(1.99→1.84→2.00) Aグループ
松蔭高校の共通化の影響が今年も周辺校の倍率に大きく影響を与えています。
松蔭の倍率が2年連続で上昇したのに対し、松蔭と併願できるようになった中村、名古屋西が入れ替わりで上昇していますね。
なんと、名古屋西の倍率2.85倍が尾張地区の倍率トップです!
また、天白高校と併願の多い熱田、日進西、緑も、倍率が上がっています。
今年は、松蔭⇔名古屋西 or 中村 、天白⇔熱田、緑、日進西、の組み合わせは、倍率的に厳しい感じですね。
また、日進市近郊では、日進西(1.99→1.84→2.00)、東郷(1.89→1.84→1.97)、日進(1.31→1.09→1.13)と、いずれも昨年下がった倍率が今年は上がっています。
昨年が私立を積極的に選ぶ生徒が多かったのに対し、今年は、公立を志望する生徒が多いという印象だったのですが、数字でも裏付けらた感じです。
あわせて、推薦選別の志願者数も発表されています。
3年前までのように、推薦入試が単独で行われていたときは、倍率も発表されてわかりやすかったのですが、今は、一般入試と同時に行われるため、推薦選抜単独の倍率がわかりにくくなってしまいっています。
普通科の場合定員の10~15%、専門学科の場合定員30~45%が推薦選抜の定員となります。
推薦選抜の志願者数数が、推薦選抜の定員以内の高校に関しては、合格の可能性がかなり高いので一安心です。
残念ながら、今年の日進西高校は、定員の15%を超えた推薦志願者がいるので、全員が推薦で合格することはなさそうです。
推薦の合否は、面接だけで決まります。
面接の自己PRや、受け答えを通して、高校からぜひ推薦で来て欲しいと思ってもらえるよう、面接の原稿をより良いものに仕上げておきましょう。
なお、 一部の先生が、推薦でも筆記試験の内容を見られると言っているようですが、それは間違った情報です。
推薦選抜の基準は、学校からの内申書と、当日の面接のみです。
推薦選抜には、筆記試験の内容は全く関係ありません。
ただし、推薦選抜で不合格になったときには、筆記試験の結果を利用し、一般入試と同じ扱いで校内順位を決めるため、筆記試験の勉強はしっかりしておきましょう。
ここまできたら、あとは、3月7日からの公立高校入試の本番まで、とにかく1点でも多く当日点がとれるよう、努力あるのみです!
後から後悔することが無いよう、精一杯努力しましょう!