愛知県公立高校Aグループの学力検査が終わりましたね。
明日の朝刊に、解答が掲載されると思いますが、いますぐ見たいとか、新聞取ってないよ~って方は、こちらの名学館小牧新町校の吉澤塾長のBlogを参考にされると良いかと思います。
名学館小牧新町のBlogでは、数学の大問1の解説が掲載されていたので、私の方で、生徒たち向けに、ホワイトボードに、大問3の解説を書いておきました。
大問1、2は例年に比べ比較的簡単だったのですが、大問3で一気に難易度が上がった感じです。
ただ、もともと、数学が得意な生徒以外は、この大問3で、1~2点取れればOKなので、(1)の角度と、(2)の①のCDの長さが求められたら十分だと思います。
数学は、前半が易しかった分、平均は、少し高めになりそうです。
一方で、社会と理科は、複合問題が多く、思考力を問われる問題が多かったと思います。
特に社会を単純な暗記科目だと思って勉強していると、入試では全く歯が立たないことになるので気をつけましょう。
大問2では、奈良時代、江戸時代初期、江戸時代後期、明治後期といった各時代で、畿内(京都府の南部、奈良県の全域、大阪府の大部分と、兵庫県の一部)と、南関東(東京、神奈川を含む地域)北海道の人口推移の表を元に考える問題でした。
歴史の流れと、人口推移、その時の出来事が全部つながっているかどうかのテストですね。
問題の難易度が低かったので、正解した生徒は多かったと思いますが、今後こういった、地理歴史の複合問題は、どんどん難易度をあげていくものと思われます。
理科は、昨年も難易度が上がったところに、今年も輪をかけて難しくなった印象です。
いつにもまして、問題文が長く、どんな実験をしているかを理解できた生徒が少ないのではと思うほどでした。
特に、電気・磁力の問題に、シーソーの釣り合いの問題を重ねていたのには驚きました。
物理分野が得意な生徒であれば、この実験は、電流が作る磁界の力とシーソーの先にあるおもりを釣り合わせる実験なんだなと気づけるでしょうが、どれだけの生徒が、この実験を頭の中にイメージできでしょうか。
シーソーだと気づけば、軽いおもりなら遠くに、重いのは近くに置けばバランスが取れるのはわかると思うので、図2の2本のグラフは、上が、1.2gのおもり、下が1.8gのおもりだとわかったと思います。
ただ、ここまでの説明が難しすぎて、肝心の問題が全く頭に入ってこなかった生徒はもったいなかったかもしれません。
(1)と、(4)は比較的易しい問題だったので、ここを取れたかどうかは大きな差になったかもしれません。
全体を通して、理科はかなり難化しており、22点満点で平均は、10点を大きく切るのではと予想しています。
さて、Aグループの学力検査が終わると、ある程度、Bグループの理科・社会の問題の予想がつけられると思います。
さくら個別の國立先生が、例年通り、予想を立ててくれていますので、Bグループを受検する生徒は、しっかり読んでおきましょう。
とくに今回は、理科は、Aグループの問題が難しかったので、Bグループでは挽回をしたいところです。
のこり3日なので、理科・社会は、ある程度ヤマを張って勉強しても良いかと思います。
勉強したところが出題されたら、パーフェクトに取れるよう、完璧に理解しておきましょうね!
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