冬期講習から入塾してくれた中1生、教科に対しての好き嫌いがとてもはっきりしています。
春期講習でも、数学は、2年の1学期が計算中心になることから、1年の計算問題の復習と、2年の多項式の計算の先取りを指示したところ、しっかり復習&予習をしてくれました。
しかし、英語に関しては、よっぽど嫌なことがあったのか、なかなか手をつけようとしませんでした。
普通の塾であれば、今は英語の時間だから、英語の勉強をしなさい。と言われ、ほぼ強制的に勉強をさせられるのでしょうね。
生徒には、せっかく塾に通わせてもらってるだから、英語もやらないと、もったいないよとは言いますが、強制はしません。
なぜなら、本人に勉強の意思がないのに強制的にやらせたとしても、いやいややっている作業になるだけで、はっきりいって時間の無駄になるだけだからです。
英語をやらない分、数学はガッツリやることになるので、数学の計算に関して何度も繰り返して演習を行うことができ、計算力がついてきたと思います。
そうやって好きな数学に取り組んでもらいながら、少しでも英語を勉強してみてもいいなって思える時が来るまで、こちらも思い切って待ってみました。
するとどうでしょう。4月に入ったら、自分から、画面を英語に切り替えて、やってもいいよというサインをくれました。
少しでもその気になっているときがチャンスなので、一番ハードルの低い英語の並び替え問題だけに挑戦してもらうことにしました。
セルモの英語の並び替えは、マウスで選ぶだけですし、間違えてたり、わからないときはネイティブの発音で正解を読み上げてくれるので、直ぐに修正できます。
もちろん、間違えることは悪いことじゃなく、何度も間違えながらでいいから、正解にして行こうと声がけしてあげると、勇気をもって挑戦し始めてくれました。
嫌いな教科だと、間違いを指摘されるだけでも嫌になると思うので、まずは、自力でどこまで並び替え問題を進めることができるかを見守ることにしました。
なんと、特に100点にしてねなんて指示をしていないのに、自分の判断で、並び替え問題(整序)の中1の範囲全てを100点にしてクリアをしてくれました!
クリアの回数が4回とか、5回とかかかっているのは、100点にするために、それだけの回数挑戦してくれた証拠です。
こうなってくると、本人も、もしかして、オレ英語できるんじゃない?って思い始めているので、ちょっと難しいことにも挑戦できるようになります。
そこで、中1の英単語を順に覚えていこう!って提案してみました。
「ムリムリ~」って感じでしたが、大丈夫、並び替えができたのなら英単語も覚えれるよ!って伝えて、まずは、教科書見たりしながらでいいから、クリアして、最後に、何も見ないで全部書けるか挑戦してみてね!と伝えてみました。
こちらも、頑張って100点クリアを目指してくれています。
ただ、クリア回数が少ないので、今は、教科書をちら見しながら写しているんだろうなとは思いますが、全く手を付けようとしなかった3月中のことを考えると大きな進歩です。
英語の勉強の仕方がわからず、単語も覚えるのが難しくて、早々に嫌になってしまったのだろうと思いますが、少しづつ、英語に対してのわだかまりが解けてきているようです。
この調子で、単語を覚えることができるようになった後は、英語の語順について少しづつでも理解してもらい、次の夏休みを使って、一気に追いついてもらおう思います。
ここセルモでは、勉める、強いるという意味の「勉強」ではなく、なぜだろうと、自ら問いを立てて学ぶ「学問」をさせてあげたいと思っています。
やらされる勉強ではなく、自ら学ぼうとする姿勢がとても大切ですね。
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