日進市では、近隣の教育委員会と連名で、「中学校の部活のあり方」という文書を、3月に各家庭に配布しました。
そこには、4月からの新年度に、部活の活動時間に対して、これまで以上に厳しく制限をかけていくことが盛り込まれています。
こういった、部活縮小の流れは、先生の働き方改革と合わせて、止められない流れになってきていますね。
日進中、日進西中の吹奏楽部が、コンクールで東海大会や全国大会へ出場したりしていましたが、こういった活動時間の縮小の影響で、上位大会への進出がどんどん厳しくなっていくかもしれません。
そもそも、部活動は、学習指導要領上では、「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」もので、学校に矯正されるものではありません。
先生方が顧問を引き受けるのも、生徒の自主的な活動の上で生徒から依頼されているという建前になっています。
しかし、実際は、先生のほうが熱心になりすぎて、長時間の活動を強制したり、週末に市外、県外に遠征試合にでていく部活もあったようですからね。
また、部活の指導をする先生の負担も相当なものです。
吹奏楽部の指導などは、音楽の先生なら誰でもできるというわけではなく、指揮を振るのであれば、指揮の勉強が必要ですし、楽器を正しく扱えるように楽器ごとの指導も必要です。
このあたりは、以前だったら、先輩から語り継がれて指導をしてもらうのでしょうが、何世代も伝言ゲームをしているうちに、かなり正しくない指導が、部活の中で行われてしまっているケースもあるようです。
かといって、全部の楽器の指導ができるように先生が勉強するとなったら、本来の授業の勉強時間が全く取れなくなってしまいます。
そこで、最近では外部講師に頼むケースが増えてきているようです。
まさに、昨日、自分がプロのレッスンを受けたように、中学生たちもプロ奏者によるレッスンを受けるようになっていくようです。
ぜひ、活動時間を短くする代わりに、こうやってプロの外部コーチなど練習を計画できる方に協力いただき、中身の濃い練習をできるようにしていってほしいですね。
昨日のレッスンで改めて、プロの指導の素晴らしさに気付かされたので、中学の部活動でも、無理に先生がその部活について学んでから指導するのではなく、専門の外部講師を上手に利用して、本物にふれる機会を数多く作ってあげて、普段の練習も、より効率的に行えるよう、指導いただけると、先生も、生徒も喜べる環境ができるのではないでしょうか。
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