中3生が、理科の予習をしていました。
中3になって担当になる理科の先生が、先輩や、お姉さんからの情報でなかなか分かりづらそうとのこと。
納得できないと覚えられないタイプの生徒なので、中2の時、理科の先生の説明が納得できず、理科が嫌いになりかけました。
春期講習を利用して、塾でフォローできたので、今は大丈夫ですが、中3の先生との相性も悪いと、また理科嫌いになりそうなので、自分から、塾で予習したいと言ってくれました。
その彼が、イオンの予習をしていた時、中2の原子、分子の理解が曖昧だったので、教えてほしいと言われました。
そんな時のために、春休み中に購入してたのがこの分子模型です。
赤いボールが酸素原子、白いボールが水素原子です。
上の3つが水素分子 H₂ 、O₂ 、H₂ で、それらが化合してできるのが下の水分子 H₂O です。
今までは、図を書きながら、酸素は手が2本、水素は手が1本などと言っていましたが、この模型のおかげで圧倒的に説明がしやすくなりますし、理解も早まりました!
更に中3では、これらの原子の周りを回る電子のやり取りについて、イオンと言う形で学習します。
原子の大きさについても質問を受けたので、調べてみたらこんな面白いサイトを見つけました。
こちらから、iOSアプリも購入できます(有料:120円)
クリックして、Flashを許可すると、自由に動かせるスライダーが現れます。
まずは、1m の世界
グンと中央を拡大し、一気に、0.1mm(100μm)(100マイクロメートル)の世界へ
髪の毛の太さが、大体、0.1mm(100μm)です。
中央左の黄色い丸は、卵子です。
人間の体細胞の中で一番大きな細胞です。
その右のグレーの丸が、直径0.1mm(100μm)、この大きさが、裸眼で見える最小の大きさだそうです。
中央の小さな物体の中に、皮膚細胞や、赤血球、白血球などの細胞が確認できますね。
少し拡大してみましょう。
赤血球は、7μm(7×10⁻⁶m)(7マイクロメートル)です。
下の紫色は、細胞核ですね。 中に見える糸のようなものは染色体です。
中央のXの形をしている紫の物質は、X染色体です。
下のY染色体と合わせて、人間の性別を決める染色体となります。
これら、人間の細胞の中で、遺伝情報を格納しているのがDNAです。
大きさは 3nm(3×10⁻⁹m)(3ナノメートル)です。
DNAは、炭素や、リン酸、窒素、水素、酸素などよくしっている原子から構成されています。
更にズームインしていくと、やっと、ミッキーのマークに似た水分子にたどり着けました!
大きさは 280pm (2.8×10⁻¹⁰m)(280ピコメートル)
ちなみに1ピコメートルは、1mm の10億分の1の大きさです。
水分子が、どれくらい小さいか、イメージつかめましたか?
Webでうまく見られない時は、こちらのビデオをどうぞ~
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