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いろいろな大学入試制度について

テスト勉強をしていた同級生に誘われて、2年前の卒塾生が、ふらっと塾に顔を出してくれました。

 

ずいぶん背が伸びて、声が低くなって、大人っぽくなっていましたね~

 

2年ぶりだったので、ホント驚きました!

 

 

近況を聞いてるうちに、大学進学の話に。

 

彼が通う、日進西高校は、対外的には、指定校推薦の話を一切せず、受験は団体戦といい切るタイプの学校です。

 

毎年入学直後の1年生は、「うちの学校には指定校推薦なんてないと思って下さい」と言われて、そういうものだと思って高校生活を送ります。

 

ただ、高2~高3で、志望校について話をしていく中で、その学校を目指すなら、指定校推薦もあるぞ・・・とそっと教えてもらえるようです。

 

彼も、そんなセリフを言われた一人です。

 

 

でも、それなら、入学直後に、指定校推薦は無い!なんて言わなきゃいいのに。

 

評定平均(内申点の平均)が大きなウエイトを占める指定校推薦では、高1の内申から全てが平均されるため、入学直後から、内申を高く保つ意識がとても重要です。

 

実際、ウチの高校生たちは、「高校生たちの素晴らしい通知表」でお伝えしたとおり、みんなとっても高い内申点をキープしています。

 

そして、先程のブログになかったもうひとりは、

 

高2の内申平均が「5.0」!

 

そう、オール5でした!

 

そうやって、高1、高2で高い内申をとっておくと、高3で大学を選ぶ時、指定校推薦で自分の行きたい大学があれば、そこへの推薦をもらってゆうゆうと合格することができます。

 

しかし、指定校推薦が無いと言われて、内申に意識が無いと、高3になって、指定校推薦あるとわかっても、内申が足りずに指定校推薦がもらえないなんてことにもなりかねません。

 

 

さらに、指定校推薦以外にも、AO入試や、自己推薦入試という形の入試もあります。

 

志望校への指定校推薦が無かった場合は、内申が高ければ、自己推薦入試をつかうのをおすすめします。

 

自己推薦入試では、内申=持ち点のパターンが多いので、有利になりますからね。

 

また、AO入試は、大学によって試験方法がまちまちなので、行きたい大学、学部がどんなAO入試を行っているかを確認しておくことをおすすめします。

 

多くの大学は、書類審査+面接だけといったAO入試ですが、体験型AO入試とって、大学で1日授業を体験し、課題をもらって帰り、入試日に課題をプレゼンするという形式の大学もあります。

 

資格や特技、部活の実績があると、アピールしやすいですが、ない場合でも、自分のやりたいこと、実現したいこと、学びたいことと、大学があっていれば、その思いを上手に伝えることで合格を勝ち取ることもできます。

 

 

今日訪ねてくれた彼には、こういったいろいろな入試制度があるので、自分にあった制度を上手に使って、志望校へ挑戦しようと伝えておきました。

 

そして、一般入試が難化している現状を伝え、できるだけ、一般入試以外の入試制度を利用して受験することが志望校合格の可能性が高いことを伝えておきました。

 

 

高校に入学したばかりの新高1生のみなさんも、まだ先のことだからと思わず、自分が行きたい大学はどんな入試制度があるのか、確かめておきましょう。

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プロフィール


西尾 信章(Nobuaki Nishio)


個別学習のセルモ
日進西小学校前教室 塾長

愛知県立東山工業高校(現在の愛知総合工科高等学校)卒業後、日立製作所へ入社。1986年、日立内の日立京浜工業専門学院に通い、のちに東京大学へ留学。2000年に退職し、7年間マイクロソフトで働く。その後2回の転職を経て、2012年7月に「個別学習のセルモ」をオープンした。

 

趣味は吹奏楽
名東ウインドオーケストラ、Nisshin Wind Orchestraに所属し、トランペットを担当

 

他にも洋楽カラオケや、ゴスペル、英会話も大好き

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