昨日、全国一斉に、文部科学省主催の「平成31年度全国学力・学習状況調査」が行われました。
今年は、英語の4技能調査が初めて行われたということで、ニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。
今朝の中日新聞にも、問題文が掲載されていましたね。
私が注目したのは、英語のスピーキングテストです。
今回行われたスピーキングテストは、PCを使って一斉に実施されるテストでは過去最大規模のものだったのではないでしょうか。
各学校で、1クラスが同時に実施できるようにセッティングされており、15分ずつ、生徒が入れ替わりながら、3コマの時間を使って8学級分を実施したようです。
他のクラスとの接触は禁止され、問題がもれないように注意されていたようですが、スピーキングを実施する教室では、40人がびっしりと詰めて座って行われるため、喋っている隣の生徒の声が丸聞こえだったようです。
西中学校のHPに掲載された写真をみると、正面にも隣にも生徒がいるので、これはやりにくいだろうな~って思いましたね。
生徒に聞いてみたら、案の定、「他の生徒の声が丸聞こえだったから、真似してる子多かったよ~」とか、「他の生徒の声が聞こえて集中できないかった」なんて話も。
こちらの動画は、昨年実施された予備テスト(実際にやってみての確認テスト)の様子です。
日進西中学校での実施状況も写真を見る限りほぼ同じ感じで行われたようです。
これ、リハーサルやってみたら、絶対他の生徒の声が気になって話せないって気づいただろうに・・・
とはいえ、こういった環境を用意するだけでもかなりの費用がかかっていることが想像できるので、これがある意味妥協点だったのだろうと思いますが、それにしても・・・って感じです。
多額の費用をかけて実施したスピーキングテストが、とても、生徒たちの英語のスピーキング力を測っているとは思えないテスト環境で行われていたことで、統計データ的にあまり意味のないものになってしまっている恐れがありますね。
ま、このあたりは、夏頃発表される実施結果の公開を待ちたいと思います。
私としては、全国、全学校で莫大な費用をかけてまで実施する必要は無く、各県で、サンプル校を抽出する形で行えば十分だと思っています。
ちなみに、英語がなかった昨年の中学の全国学力テストにかかった費用は、20億円、今年、英語が追加されたことで、29億円と1.5倍に増額となっています。
29億もかけて、どんな調査結果がでてくるのか、楽しみに待ちたいですね。
セルモ日進西小学校前教室の口コミ一覧です!
生徒、保護者のリアルな声が投稿されています!
こちらから、面談(体験もOK)を申し込んで頂けると入塾後もれなくQuoカードがもらえます!
LINEからもお問い合わせ可能です。
ご連絡、ご質問は、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。
頂いた個人情報は、回答以外には利用いたしません。