今日は、GW9日目、子どもの日です。
今朝の中日新聞の1面にショッキングな数字が掲載されていました。
「子ども人口が平成で2/3に 元年2320万人→1533万人に」
平成時代の31年間で、こどもの人口が2/3に減ってしまった事を伝えています。
実際は、平成に入る6年前の1982年からこどもの人口は一貫して減少しています。
これは、総務省が発表している我が国の子供の数という統計資料にも掲載されていますね。
グラフを見て分かる通り、1950年ごろに第1次ベビーブームがあり、こどもの人口が約3,000万人いましたが、1965年頃まで一度減少が続き、1970年頃から第2次ベビーブームにより、1982年がこどもの人口の2度目のピークを迎えます。
これ以降、38年連続で減少し続け、今年は、1533万人で過去最少となりました。
また、人口に占めるこども人口の割合は、1950年には総人口の3分の1を超えていましたが、第1次ベビーブーム期(1947年~1949年)の後低下を続け、1965年には総人口の約4分の1となりました。
その後、1970年代前半には第2次ベビーブーム期(1971年~1974年)の出生児数の増加によって僅かに上昇したものの、1975年から再び低下を続け、2019年は12.1%(前年比0.2ポイント低下)で過去最低となりました。
なお、こどもの割合は、1975年から45年連続して低下しています。
これが、日本の現状です。
昭和の終わりから平成の間、常に、少子化が止まらない、対策を! と言い続けていたものの、特に効果的な対策を打つことができず、逆に、バブル崩壊以後、経済状況の悪化、女性を取り巻く環境、将来の不安などから、一貫してこどもの数は減り続けており、結果、人口も、これからの令和の時代は一貫して減り続けていくことになります。
こどもの減少が招く日本の全人口の減り方のスピードは、想像以上にものすごいものがあります。
グラフを見て驚くかもしれませんね。
平成の時代は、人口が減り始めたものの、減り方は緩やかでしたが、令和の時代に入ると、10年で約1千万もの人口が減っていく計算で、30年後の2050年には、1億人を大きく下回り、約9500万人になると予想されています。
そして、今10代の小中高生が高齢者になる2100年頃、日本の人口は、今の半分以下になると予想されています。そしてのその中の40%以上が高齢者という、超高齢者国になってしまいます。
当然、人口が減り、若者が減り、高齢者が増えていけば、働く世代が少なくなり、経済活動が立ち行かなくなる可能性も考えられます。
これからの令和の時代はこうした人口減という大きな困難を抱えたまま、進んでいきます。
簡単な解決策は無いでしょうが、一人ひとりが、他人事にせず、自分に何ができるか、何を引き受けることができるか、地域でどんな活動をすれば、地域が活性化し、結果人口が増えていくのかを考え、行動していく必要があるかと思います。
そんな行動できる大人を一人でも増やし、この日進という地域の発展に微力ながら貢献できるよう、地道に活動を続けていきたいと思っています。
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