個人的な感想になってしまいますが、社会全体から寛容さが失われつつあると感じています。
周りに実害のない失敗に対して、当事者でもない人が「謝らないのはいかがなものか」という論調で攻め立てるシーンを多く見るようになりました。
そんな影響からでしょうか、子どもたちも、失敗に対して、とても臆病になっていると思います。
問題を解いている生徒たち、特にセルモに来て日の浅い生徒たちは、
間違えたら、怒られるんじゃないか・・・
あ、✕だった・・・なんか言われる前に全部消してしまえ・・・
よくわからないけど、わからないって質問すると怒られるんじゃないかな・・・
と、ビクビク、おどおどしながら問題を解いていることがあります。
そんな生徒をにはこんな声をかけてあげます。
「間違えても、怒られないから大丈夫! 安心して間違えていいよ!」と
声をかけられた生徒は、不思議そうな顔をしていますけどね。(笑)
勉強は、失敗や間違えを経験し、それを乗り越えることでしか成長できないと思っています。
できなかったことができるようになることが成長です。
できない問題はあって当然です。
そのできない問題から逃げずに、できなかったことと向き合って、どうして?どこを間違えたのか? そもそも、解き方が全く思いつかなかったのか? じゃ、解けるようになるにはどうすればいいのか、という思考が成長につながっていきます。
しかし、学校の先生や保護者の方、他の塾の先生などで、間違えをこれ見よがしに指摘することが厳しくすることだと勘違いされている方も中にはお見えになります。
そういった環境で勉強してきた子は、間違えをこわがり、難しい問題には、挑戦すらしなくなります。
間違えないけど、全く成長しないという状況になってしまいます
幸い、セルモには、PCを使ったセルモシステムがあり、間違えにはとても寛容で、間違えても、✕にはならずに、更にヒントがでて、答えを修正する時間をくれます。
このちょっとした仕組みが、生徒に安心して間違えることができるきっかけを与えてくれます。
最初はわからない問題が多くても大丈夫、2回目、3回目でクリアできればOKだからねって伝えてあげると、安心して、問題に取り組み、最初はガンガン間違えるものの、徐々に、なるほど!と正答率があがり、最後は、100点でクリアというケースが多く見られるようになっていきます。
例えば英単語なんかも、いきなり全部の単語を完璧に覚えている子は少ないので、あれ??っていいながら、ヒントとして発音を聞いて、あ!あれか!って思い出す。
これを繰り返している内に、簡単に100点が取れるようになっていきます。
私が大好きな、植松電気の植松努社長が、昨日のBlogでこんな事を書いていました。
失敗を責めることによって、その人が失敗を恐れて、挑戦しなくなる方が、
僕の会社に取っては損失だと、僕は考えています。
同じように、子ども達の失敗を責めた結果、子ども達が自分で考えることをやめてしまったり、主体的に行動する事をやめてしまったら、それは、ものすごい社会的損失です。
ホント、このとおりだと思います。
失敗をおそれず、いろいろチャレンジを続けること、それは、安心して失敗できる環境があって初めてできるものです。
ご家庭でも、ぜひ、安心して失敗できるような環境を作ってあげてくださいね!
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